重たいと感じたら、一旦すべてを手放してみると物事がよく見えることがあります。
空白の一週間の過ごし方はデータ集めとなりそうな雰囲気です。
せっかく時間ができたのでルーチンワークをこなしつつ、普段行かないところへ赴いたり、やっていなかったことを試している感じかもしれません。
そういう行動って、実は時間的にも心情的にも余裕がないとできないことが多いです。
これは資質も関わってくる内容ですが、わたしは【着想】も【未来志向】も持ち合わせていないので、無意識に行うことはまずありません。
そして【目標志向】なので、今現在抱えている要望を解決することに集中することで着実に成果を生み出していきたいと無意識に考えます。
ということは、わたしは集中モードの時は余計なことは考えずに集中しておいて、余裕が出てきたら心の赴くままに活動をするのが性に合っているという感じでしょうね。
この心の赴くままに動く内容によってわたしの未来が決まってくると思っているので、そんな時間を大切にしていく必要があるなって改めて実感しています。
心の赴くままとはいうものの、真性【着想】とは違ってある程度の根拠が必要になってきます。
【目標志向】による優先順位的に時間配分の関係で下位に分類されていた事柄が、余裕のある状態の時は優先順位上位が消えているので浮上してきたというイメージでしょうか。
いつもは時間がないので切り捨てていたけれども、せっかくなので手をつけてみようじゃないかという感じでしょう。
こんな経緯で意図的に普段しない行動をしていると、今まで見えてなかったことが見えてきて、さてこれはどうしようかと思案する場面に出くわします。
自分に足りなかったことを教えてくれるんですよね。
そんな貴重な場面を教えてくれるのはお客様であり、心強いパートナーであることがほとんどです。
そこを自分で意思決定をするか否かで、少しだけ未来が変わってくるんだなって思うようになりました。
今回は今まで自分で決めていなかった部分をどうするか。
通例では即外注というシチュエーションなのですが、何かが引っかかってさてどうしようと思案中。
ごく稀に発動する【慎重さ】の直感が働いている気がします。
でもまぁ、これまで自分で考えてこなかった事柄なので、なかなか答えは出せませんし、出したとしてもたいてい間違えます。
間違えてコストを使ってしまうのならばということで、素直にヘルプを要請して学習するコストにすることにしました。
今期はあまり教育研修費をかけられる余裕はないと思いますが、少しずつでもブラッシュアップできる範囲でF5をかけていこうかなというところかもしれません。
イメージ的には今までF2だったものをF5に転換するような感じですね。
それが可能かもしれないということに気付いたのも、時間の余裕と心情の余裕があったからこそです。
余裕。遊び。無駄。暇。自由。安心。
どんな言葉でも構わないのですが、行動や考え方を見直すためには必要な概念です。
ぽっかりとすべてを手放した瞬間を意図的に作る、そんな時間を意識すると面白いかもしれません。