ブログを書いているうちに、書きたいことが変わってくることってあるのを実感する内容です(笑)。
世の中ではバレンタインデーですね。
日本ではお菓子メーカーの販売戦略で女性から男性へチョコレートを贈る日になっていますが、本来はキリスト教圏のお祝いでカップルが愛を祝う日です。
なので本来の意図からすると、女性からと限定せずに贈り物をするのもよし、別な形でお互いにお祝いをするのもよしという日なのでしょう。
日本ってこういうマーケティング手法、結構ありますよね。
土用の丑の日にうなぎを食べるというのも、夏はうなぎが売れないからなんとかしたいと平賀源内が発案したとされています。
お歳暮やお中元は中国が起源とされていて、神様にお供えものをする習慣が変化して物を贈り合う習慣になっています。
お中元で思い出すCMは、いつもハムを送ってくれる人の名前がわからずに「ハムの人」と呼んでいたのを、子供が本人に「ハムの人だ」と口走ってしまう瞬間がたまらないですね。
バレンタインや土用の丑の日など、定期的にモノやサービスが売れるようにする施策は、定着までは大変ですが絶大な利益を生み出すようになったりします。
ここまで社会現象にする必要はありませんが、自社でもそんなサービスを提供できるようになれれば、安定的な収益を生むことが可能です。
わたし的なサービスで言えば、月数回のコーチングセッションは毎月の収益を確実に生んでくれるサービスになっていたり。
月一回のMGセミナーも定着してくれている参加者がいる場合は頼もしい限りですし、ありがたいことに口コミで新規顧客を連れてきてくれたりもします。
長期契約の顧問契約やコンサル契約になると比較的大きくなりやすいですが、顧客が必要としてくれる期間は頭の中に占めるウェイトが大きくなったり。
こんなことを書いていたら、現在進行系でコーチングしている人の次のセッションが気になってしまって、気もそぞろになってます。。。
並列思考で考えていたら、その人の次の行動目標が見えてきたので、ちょっと楽しみになってきました。
こんな時、【活発性】持ちだとすぐに伝えたくて仕方がなくなったりするのでしょうが、わたしはそれほどでもないのは資質の為せるいたずらでしょう。
そういったサービスや商品を作るには、意図的・計画的に実施することが必要です。
とはいうものの、バレンタインデーやお中元など、日本全土を巻き込んでまでやる必要はありません。
それができるのは大企業の体力とスケールメリットがあるからで、中小企業がやったらリソースが足りなさ過ぎてシッチャカメッチャカになるのがオチです。
まずは自分達の顧客に、定期的に行えるサービスがないかを考えること。
もしくは自分達のサービスを定額化できないかを考えると、何かしら新しいサービスが生まれるかもしれません。
ちなみに新しいとは、ゼロから生み出すものではありません。
新しいとは組み合わせを変えること。
世の中にある物をガッチャンコして、顧客が喜ぶ事をしてあげる事です。
ワタミの宅食は店舗運営×配送といったお弁当宅配に見守りをつけて、毎日お弁当を配送するサービスが安定していまし、今の時代にマッチしているのではないでしょうか。
この間、偶然に顧客とお話しする機会がありましたが、ご高齢の一人暮らしは助かっているのと、若干の話し相手がいると喜んでいました。
巷であふれているのは○〇カフェという業態が密かに人気で安定しています。
秋葉原のメイドカフェがその走りかもしれませんね。
ガンダムカフェなどのコラボカフェは根強い人気がありますし、ネットカフェは社会に定着するくらい実用重視、ボードゲームカフェやブックカフェなどは好きな者たちが集まる社交場な感覚です。
100店舗100業態を掲げるダイヤモンドダイニングも、不思議の国のアリスやドラキュラなどをモチーフに作り上げるので、全く新しい世界観というものはないと言っていいでしょう。
むしろ、全く新しくコンセプトを作った場合、失敗することがほとんどだと見ていいです。
新しいものを生み出すとは、実は幅広い見識から生まれることが多いのと同時に、色んな人の組み合わせから発生するのです。