地域での違いは提供するべき価値に少なからず影響を与えるんです。
網走での流氷MGが終わり、大盛り上がりの5.5期、5.6期、5.7期(?)の余韻が残ります。
さすがに5.7期には行きませんでしたが、行ったメンツを考えるとはっちゃけているんだろうなぁと思い浮かびます。
いつもながらに5.5期は学生かと思うくらい盛り上がるのですが、近々ではこれ以上になかったくらい稀に見るくらいの騒がしさ。
隣のテーブルで家族連れが食事をしていましたが、あまりにもうるさいので3歳くらいの子供が興味を示して寄ってくる感じ。
それを子供と同レベルになって付き合ってあげる大人たちに、互恵力だなぁと感じる瞬間です。
そんな5.5期の時にタバコの話になったのですが、ちなみにこれってセッタって言います? ブンタって言います?
わたしの周りではセッタと言っている人ばかりで、ブンタっていう呼び名があることを初めて知った感じです。
偶然に同じ喫煙所にいた地元の女性もブンタで、意外にブンタの勢力が大きいんですよね。
まぁ、なんでわたしが喫煙所にいたかは置いておいて。
こういうのって有名どころではマクドナルドが同じ傾向ですよね。
関東圏ではマックだけれども、関西圏はマクドと呼ぶみたいな。
ただ最近は関西圏でも呼び名は分かれるみたいで、今となっては完全にごっちゃになっているイメージですね。
他には関東では画鋲ですが、関西では押しピンだったり。
関東のスコップが関西ではシャベルと呼ばれていて、関東のシャベルが関西ではスコップと呼ばれていたりするそうです。
そんなことをついつい調べてしまうのが【分析思考】ではありますが、その時にこんな資料を見つけました。
冒頭のセブンスターを「セッター」と呼ぶのか、「ブンタ」と呼ぶのかを博報堂が地域別にリサーチしていました。
博報堂は電通と並んで二大広告会社という認識が一般的かと思いますが、内情は博報堂の方がちゃんと広告しているというイメージがあります。
実はそんな話も5.6期とかで繰り広げられていて面白かったのですが、まぁそれはまたの機会に譲るとして。
セブンスターも地域によって呼び名が異なっているものの1つでした。
結果は大抵の地方でセッターが大きく上回り、最低でも2倍以上の開きがある地方がほとんどなのですが、ただ1つ北海道だけはブンタ派が多数を占めています。
偶然にもこの話が出たのが北海道だったので、セッター派ブンタ派が均衡していて面白い話題になったんでしょう。
他の地方だったらセッター派が多いので、ブンタ派は肩身の狭い思いをして終わったかもしれません。
ただ総数が1200人の調査なので、母数が足りなくて正確性の担保はできませんが、お酒の席の話題には十分活用できる豆知識かなと思います。
そんなとりとめのない内容でブログが終わるのもいいかなと思っていたりもします。
ただ最後に、地域差というものは提供する価値を左右する要素になり得ます。
例えばトイレットペーパーならシングルとダブルがありますが、地域によってどちらが売れるか異なるんです。
シングルが人気の地域もあれば、ダブルが人気の地域もある。
製造するメーカーの本音は、実はダブル一本にしたかったりします。
どうしてかというと、ダブルは製造する際に紙を2枚同時に巻いていくのに対して、シングルは1枚だけを巻き続けます。
製造時間に大きな差が生まれるんですよね。
しかし、ダブルだけを製造・販売するわけにはいかない事情が販売側にあるということです。
地域の特性をリサーチすることは、実はとても大切なことなんです。