時には地蔵、時には鏡、時にはハンマー、そんな役割を担っているかもしれません。
先日のブログで面談してますと書いていました。
ちょこちょこと面談だったりコーチングだったり打ち合わせしたいだったり、何かしらの相談を頂くことが増えてきました。
基本的に相談事はなんでもござれな感じなので、わたしの資質的におとなしーく話を聞くような流れになります。
相手の話って面白いですよね。
あーそんなことを考えて仕事をしているんだなとか、あー突っ走っているんだなとか、あー迷っているんだなとか、端から聞いているとよく見えてきます。
そんな話をずっと聞いていると、いつの間にか話が終わっていることがあるんですよね。
なぜか次にやることが自然と決まっているって感じ。

わたしの役目はなんだったんだろうと思う瞬間もありますが、話を聞くのが役目だったということですよね。
それで物事が進むのならばお安い御用という感じです。
いくらでも話を聞くよーとウェルカムなのですが、中には結論が出ずに魔の袋小路や永久ループに陥る人もいたりします。
たまにMGでもお話をするのですが、PDCAを回しているつもりが、PDばかり回している時ってありません?
PDCAでもPDSでも、大事なのはCでありSです。
このステップで何も気づきが得られなかった場合、次のPDでの効果向上は期待できません。
Doのステップで実行に移しても何も変わらなかったということですからね。
そういう場合に何が起こるかというと、あまりPにも力が入らずにDoばかりする。
なので、物事がDoDo巡りになってしまって永久ループに陥るのが世の常です。

さて、ここは笑うところなのですが、MGの講義でもあまりウケないので最近は言わなくなりました。
そんな時は永久ループに陥ってる輪の外から、少し力を加えて軌道を修正してあげるようにしています。
ぐるぐる回っている所を横からハンマーでドカチーンと叩くような感じですね。
それが必要な場合は大抵、やる以前にやれない理由を並べていることが多い印象があるかも。
表向きはコーチングとして面談をしていますが、相手が自己完結をする場合もあれば、こちらから問いかけをして解決をする場合もあるし、少しだけ解決策を一緒に考える場合もあります。
もちろん、ハンマーで叩く力が弱くて、何も進展のないまま終わる時も残念ながらあります。
そんな時は自分の問いかけが悪かったなぁって反省のしきりですが、そんな時間もお互いには必要だったんだなって、後から考えると感じることですね。
何かコーチングであり、カウンセリングであり、コンサルティングのような時間を過ごしますが、相手にとってのわたしの役割はブレていないのかなと思っていますが、これもまだまだ試行錯誤中。
相手の資質とか、その場の雰囲気とか、直面している課題とかによって、まさに臨機応変です。
そんな時間を共にできるのが、何か嬉しいなって感じています。