企業にとってファン作りはとても大切な施策ですが、意図的計画的に開拓していくことが必要です。
ブログを毎日書くと決めたら日常的にネタを探すのですけれども、週に二回となるとどうにも油断してのほほんと過ごしてしまう今日この頃。
あるある過ぎますが、わたしは無意識でビジネス系のアンテナが立ってしまうような気がしています。
今回はサブスクのお話なんですよね。
先日のMGで不動産関係の社長さんと3.5期でお話していましたが、やっぱり定期的な契約があると経営は安定してきます。
不動産の管理契約は昔から存在するサブスクみたいなもので、入居者の要望やクレーム対応や入金処理を引き受ける代わりに、賃料の5%をもらうという契約。
今でこそ管理手数料が4%3%と競争が始まってきていますが、少し前までは不動産経営って地主がやるもので、投資家が経営する対象ではなかったのも要因でしょう。
税理士などは月額契約がほとんどなので、経理や税に関する業務を請け負っているというサブスクでしょう。
経営コンサルタントでも経営顧問みたいな立場がサブスクに当たりますが、わたしはまだまだ数が少ないので増やしていく方向には持っていきたいと未来図を描いてはいます。
そんな話は置いておいて、今回は新しいサブスクに申し込んでみました。
ダイビングショップのサブスクです。
世の中にはYouTube PremiumやAmazonプライムを始めとして色んなサブスクが出てきましたが、まさかダイビングショップでもあるんですね。
なかなか面白いやり方なのですが、最初の構想をパッと聞いただけだと「本当に大丈夫?」と感じてしまう論理脳が邪魔をしてしまっていました。
サブスクメンバーへのメリットとしては色々ありますが、最大のアピールポイントはダイビングのライセンス取得料が0円になるという点だからです。
なので、加入する人のほとんどはライセンスを取ることを前提に申し込んできます。
例えばスキューバダイビングの最初のライセンスであるオープンウォーターならば、まぁどこでも4万円ちょっとで取得できるのですが、サブスクに入ると月額4,400円になるようなイメージです。
ここだけ見ると単価はちょこっとアップしますが、本来すぐに入ってくるはずの4万円が1年経たないと回収できないので、キャッシュフローが大幅に悪くなるなぁって思ってしまうんですよね。
他のライセンスになると少し値段も上がるので、単価もそれほど変わらないという現象も起きます。
そんなわけで「成り立つのかなぁ」と観察していましたし、該当店のYouTubeチャンネルでも最初の頃は「とりあえずやってみてます」的な発言をしていた記憶があるので、わたし的には観察対象でした。
そんな試みが始まって、まだ1年くらいなんじゃないかな。
今ではメンバー数が200人を超えたそうです。
そうなると、単純計算で200人×4,000円(税抜)で月に80万円の売上があるということになります。
いやー、一般のダイビングショップで月に80万円の定期的な売上があったら、どれだけ楽なことか。
キャッシュフローがーとか、できない理由を並べている場合じゃないですね。
そこまでやり切る力もすごいですし、その200人は他のショップへは行かずに定期的にダイビングをしに来てくれるので、固定的なファンとして囲いやすい。
そんなこともあり、実利も兼ねてそのショップから色々と勉強してみようと思っています!