わたしの4番目の資質でもありますが、そのことを聞いて「ええ!?」と疑わしそうに見たかつての上司とはやっぱり馬が合わなかった記憶があります(笑)。
というわけで、今回はストレングスファインダーのお話です。
ストレングスファインダーの何が好きかって、ある程度の数に資質が細分化されていて、それが馴染みのある日本語で表現されているので、初めてでもなんとなーくわかる!って感じられるのがいいんですよね。
それはわたしが【分析思考】が上位資質だからというのもあるかもしれませんが、この【分析思考】という言葉を聞くだけで、ほとんどの人がその人の性格みたいなものがある程度推測できるのが強いんです。
多少解釈が間違っていたとしても、「きっと分析が好きなんだよね」程度の理解でも人の見え方や接し方が変わります。
そして、最初はその程度の理解の方が良かったりします。
なぜかというと、人によって【分析思考】の現れ方が異なるから。
最初から【分析思考】ってこうなんでしょ?って決め付けてしまうと、その人が強みとしている【分析思考】とはズレが生じる可能性が高いんです。
そうなると何が起こるかというと、人間が自分の持っている強みを活かしてチームを作るツールのはずが、余計にコミュニケーションが取りづらくなるツールになってしまいますよね。
言葉を変えると人と人との認識が異なっていて対立するような形になりますが、ここで【調和性】上位だと無用な対立を好まずに無難な形に収めようとします。
収めるための手段は場面によっても変わりますし、自分の信念によっても変わるので一概には言えませんが、【調和性】あるあるは大抵のことは相手に合わせてしまうということ。
それがたとえ自分では納得していない結論であっても、です。
あまり反論をせず、したとしても1度提案するくらいですぐに身を引いて従うことが多いので、周りからは「いい人」に見えるかもしれませんね。
「いい人」も善し悪しで、単なる自己犠牲のバーゲンセールをしている状態だと数年も持ちません。
よく聞きますよね、普段おとなしい人がたまに何かの弾みで爆発したりすることって。
それが【調和性】の特徴であり、無用な対立を好まずに合意点を探して物事を早く前に進ませようとする才能です。
それをちょっと言い換えれば無駄が嫌いで合理的、さっさか物事を先に進めたいがために自己犠牲をもいとわない感じかもしれません。
仕事上ではとても頼りになる資質の1つでもあり、文句もあまり言わずに着実に業務を進めてくれるでしょう。
人間関係を構築する上で有効な手段となるので、分類的には人間関係構築力に含まれていますが、見かたを変えれば実行力でもあるような気もしますね。
もしそんな【調和性】を上位に持つ人を見かけたら、内に秘めている思考や情熱をうまく引き出してあげると、ひょっとしたら意外な一面が見られるかもしれません。
その場合は【調和性】ゆえに力強い主張などはしないことが多いので、小さな声でも重要事項だと思ってしっかり聞いてあげることが大切です。
逆をいうと、小さな声が聞き届けられないような環境に置かれた場合、徐々にストレスが溜まっていくと考えてもいいかも。
【調和性】の基本路線は対立の少ない共存。
その本質は、かなりのめんどくさがり屋という側面を持っているのが【調和性】の面白いところです。
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