相手の観点は新しい知見を得られると感じることが多いと思いますが、自分の観点も相手に与える影響は大きい時もありますので、相互理解が深まるとお互いの学びも大きくなります。
先日は会社を立ち上げたら前職一緒だった社員がわらわら集まってきたという企業に向けて、社員全員にストレングスファインダー講習を行っていました。
最初はトップ2人に対して個人セッションを行っていたのですが、その時に新しい境地を見出したような感覚になったのでしょう。
「すごく良かった! いつかうちの会社でもやろう」とトップの1人がしきりに社員に話していたら、社員側から「やらないんですか?」とつつかれたそうです。
そんなありがたいご縁があるんだなぁと思いつつ、すごく前向きで真面目なトップの方なので、微力ながら力になってあげたいなって思うわたしのかわいい【自我】がニョッキリと顔を出す瞬間です。
【自我】はですね、頼られると張り切っちゃう感じだと思ってもらっていいかもしれません。
まぁ、やりようによっては手のひらの上で転がしやすいような気がするので、微妙に参考にしてみてくださいね(笑)。
というわけで、まだ社員数10名以下ということで、全員に時間を使える組織体系ではありました。
なので、まずは1人1時間程度の時間を作ってもらって、個人セッションから入り、1人1人自己の理解を深める。
全員が終わったらグループセッションでお互いを知る相互理解の時間を取ることにしました。
個人セッションが多いストレングスファインダーですが、相互理解を進める際は同じ時間を共有することが一番理解が早いですし、いつも一緒に仕事をしていて共通体験がある仲間ならなおさらですよね。
そんなこんなで社員全員zoomに集まってワイワイと進行している時に、ふと気が付いたことがあったんです。
わたしが資質の解説をする時に、必ずマイナス面を伝えてるかもってことです。
基本的に才能に着目をして、強みへと磨き上げていく思想なのですが、ついつい「やってしまいがち」なことに目がいってしまうなぁということに、今更ながらに気付いた感じかもしれません。
これは完全にわたしの資質である【慎重さ】と【最上志向】が成せる業で、ついついリスクを想定して対策を講じようと考えてしまうのですが、これがわたしの強みの1つでもあったりします。
ただ周りからどう思われるかは別な話で、セッションの進め方からしても明るく前向きにという感覚ではないような気がします。
「気がします」というのは、自分ではリスクを想定することに対して前向きであり、物事を推進するために必要なことだと思っていますが、そう感じる人は多くないかもしれないからなんですよね。
例えば【ポジティブ】【社交性】【コミュニケーション】がトップ5にある方からコーチを受けたことがあるのですが、まぁ明るい声で前向きなことしか言わない印象でした。
そんな進行なので、わたし自身も無条件で明るく前向きになれるかと言われるとそうでもなく、どうしてもどんなリスクがあるかをついつい考えています。
受け取る側の資質次第で気持ちの上がり具合も変わってくるのが面白いところで、これが一般的に言われる「相性」と直感で感じる正体なのでしょう。
そんなことを振り返ってみて、わたしの【慎重さ】なセッションはどんな印象を与えていて、受講者側からするとどんな感じにしてもらえるのが嬉しいのかなぁ、とついつい考えてしまうこの一週間でした。
とはいうものの、ストレングスファインダーの1番の観点では答えは明確で、自分の資質を磨いて強みにすること。
他にテクニック的なことはいくつもありますが、何かしらの障害が発生しない限りは強み路線を試すのが最初のチャレンジになります。
隣の芝生は青い。
わかっちゃいるけどやめられない♪
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