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何食べる?

何食べる?

普段何気なく行っている行動にこそ、自分を知ることのヒントがたくさん隠れていますし、仕事や人間関係における強み使いに繋がってきます。

 

仕事柄、出張が多い日々を送っていますが、お仕事じゃなくてもあちこち行っているのであまり家にいないイメージかもしれません。

あまり自覚はありませんが、わたしの中では外に出ていることが普通になってしまっているので、これも習慣化かもしれませんね

そんな毎日を送っていると、企業研修を行った際に幹部の人にこんなことを言われました。

「いつも外食ですよね。どうやってご飯のお店を選んでるんですか?」

出張中は行く先々でしか食べられないお店や名物が第一なのですが、毎回そういう場所へ行けるわけでもなく、実は一般的な定食が一番多かったりします。

わたし的には料理の味や好きな食べ物を選ぶという比重は大きくなくて、この食事でどんな栄養素を取ろうかなーとまず考えてしまうんですね

今日は野菜取ってないなとか、たんぱく質が足りないかもとか。

そんな話をすると、たいていの場合は「えー!?」と言われたりします。

その幹部の方は食事は美味しいものが一番で、美味しく食べている時の幸せは何事にも代えがたいという価値観でした。

それもとても素敵な感覚だと思っていて、人間は幸せを感じていた方が豊かに生きられますから、幸せの分マシマシで仕事や家庭で活躍ができるんですよね

そんなわたしの幸せは美味しいものを食べた時ももちろん感じるのですが、バシッとその日の食事内容が整っていることでもいい感じに満足感を得られたりするのが面白いところです。

これは各個人の習慣によるところが大きいと思いますので、習慣的に使っている考え方が【強み】としてそのまま活かされるのが一番の強み使いだったりします

前者はその場その場でより良いものを臨機応変に探し求める【強み】であったり、後者はプロセスを顧みて全体的なバランスを取ろうとする【強み】といった形です。

どちらの考え方でも一定の成果を出すことは可能であり、場の環境によっては最高の考え方にもなり得るのがビジネスの世界。

よく適材適所と言われるのはそんな所以で、やってもらいたい仕事には必ず適任者がいるというのは人の数だけ【強み】があるからなんですね

ただこの【強み】は人の習慣として定着してしまっていますが、世の中は1つの【強み】だけに頼って生き抜けるほど優しくはないのも事実かもしれません。

なので、自分の習慣の特徴を知っておくことは、とても大切な習慣整備になります。

習慣を変えたりとかどうこうしようとするしないは別にして、自分の習慣がどのような影響を与えるかを知る、ということです。

友人やお客様先と一緒に食事をする時に、自分の食事バランスのことだけを考えるわけにはいきませんよね。

なのでわたしも懇親会では好きに食べますし、お酒もちょっとは飲みますし、夜のラーメンもがっつり食べます。

自分の【強み】をしっかりと理解して、必要な時には全開で活用する、抑えた方がいいなという場面では他の【強み】を優先する

そんな習慣という名の【強み】コントロールができると、また違った世界が見えてくるかもしれません。

 

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