やめるということは1つの選択肢であり、成功の種でもありますので、上手に使う方法を体感的に覚えると自分の中の武器が増えることに繋がります。
何かしら行動を起こしてみると、たいていは予想もしなかったことが発生するものです。
綿密に予定を立てていたり、調べられるだけの情報を集めていたとしても、必ず自分自身では見えていなかった点が出るのはしょうがないことでしょう。
特に初めてのことや新しいチャレンジを行う時には当たり前のことと言ってよく、生じた障害に対してどのように対処していくかが今後の成功に向けて大きな影響を及ぼします。
ただ、この予想もしなかったことがストレスに感じたり、ダメなことだと思ってしまうことがよく起こります。
子供の頃から「きちんとしなさい」「言われた通りにしなさい」「なんでできないの」なんて言われてきたとしたら、そんな傾向が強くなるような気がしています。
「言われたようにするのが正しい」「きちんとできたら褒められる」「ちゃんとできるのが当たり前」
当たり前なことかもしれませんが、行動のほとんどがこの考え方に依存してしまうと、実は自分の常識以外を排除していくことになり兼ねないのが怖いところです。
そんなことをふと思ったのは、先日8月に行われるMGに娘と一緒に参加しようとした時、娘は友達も連れていきたいと言い出したんですよね。
わたし的には全然OKなので、是非連れてきてーと伝えていました。
まぁそうすると相手の親御さんから確認の連絡があるのは当たり前の話で、嫁のLINEに連絡をされたそうですが、嫁からの第一声はこんな感じ。
「友達の親が困惑しているので、友達を誘うのはやめてください」
なるほどねー、と思ったのが第一で、はてじゃあどう解決しようかと考えたのが第二といったところです。
わたしの中で子供が新しいチャレンジをすることに対して、何かしら問題が起こったからといって検討もせずに即刻やめるという選択はありません。
それに「友達の親が困惑している」という言葉もただの感想にしか過ぎず、どんな変換をして伝えてきたのか、と考えるタチなんですよね(笑)。
何かしらの事象が起こった際に、すぐにネガティブな雰囲気になる時は特にその裏側を注意するようにしています。
行動を起こさずにやめるという選択肢はとても簡単で、言ってしまえば何も努力をしなくても実現できてしまう万能な解決方法でしょう。
でも、やめてしまっては何も経験値は得られずに、昨日の自分とまったく同じ自分が今日も明日も存在するということです。
まったく同じならまだいいのですが、やめたというマインドは自分の中に残り続け、「やめて良かった」というある種の成功体験として身につくことになります。
ということは、次も何かしらの問題点などが発生した際、以前にやめたことで解決できたので、今回もやめてしまおうという思考になってしまうかもしれません。
何もやらなかったからこそ良い結果に繋がった、と錯覚を起こしてしまうんですね。
人は良くも悪くも、意識しているかしていないかに関わらず、過去の成功体験に縛られていることが多いです。
これからの人生の意思決定を豊かにするためにも、意図的計画的に日常から離れて、色んな成功体験を積ませることはとても大切です。
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