自分の行動を人に決めてもらうことはとても楽ですが、他の人は可能性のうちの1つしか教えてもらうことはできず、その通りにしたとしてもうまくいくとは限りません。
先日、ちょっとした不注意で右耳をいわしてしまいました。。。
沖縄でのMG研修のついでにさくっとダイビングのライセンスを取ろうとしていたのですが、その講習中に「バリッ」と右耳の鼓膜が逝ってしまった感じです。
いやぁ、ホントに鼓膜が破れると目まいがして視界がぐるぐる回るんですね。
理屈では鼓膜が破れると三半規管のバランスが崩れるので目まいが起こるとは知ってはいましたが、体験してみるとこんな世界が目の前に広がるのかと感じる視界でした。
やっぱり知っているのとやってみるのとでは大違いなことを実感した瞬間です。
でもこれは体験しなくてもいいことだと思いますので、みなさんはダイビング中は特にお気を付けくださいね。
鼓膜を破ったのは初めてですし、その影響で何が起こるのかさっぱりわからないので、普段どんなに体調が悪くても病院に行かないわたしでも、港で解散になったら一目散に耳鼻科へ直行しました。
速攻向かうにしても船の上であらかじめgooglemapで調査して、評価の高い耳鼻科へ向かうのは忘れません。
調べてみると耳鼻科もピンきりで、2点台もあれば4点台もあって個性豊か。
食べログなどのビジネスが絡んでいるサイトは恣意的な調整がされていると思っているので信用しませんが、googlemapは利害関係の少ない不特定多数がひょかするので比較的信用できると感じています。
なので4点台の耳鼻科に行って、速攻で先生に診てもらったのですが、問診が終わるなりいきなり耳に棒を突っ込まれて突然の激痛！
すぐさま新しい棒に持ち替えたと思ったら、再び耳に突っ込んできて再度の激痛！！
いやぁ、声も出せないくらいの痛みって久々ですが、耳の痛みの残滓で呆然としていたら、「鼓膜に直接触れられると痛いでしょ～」と笑っているような先生でした。
まぁ鼓膜から血が出ていたのでふき取ってもらっただけですから適切な処置なのでしょうが、まぁまぁいきなりだったので心の準備もない不意打ちで、その瞬間だけは少しイラッとしたのは事実ですね(笑)。
その後の診察では「鼓膜に開いた穴も小さいので一週間もすればふさがりますから、また一週間経った頃に不安でしたら念のために来てください」以上。
と半ば追い出されるように速攻終了したような感じですね。
いやいやちょっと待って、明日飛行機乗るのは大丈夫なのかとか、一週間どうしてたらいいのかとか、どんな異変があったらまた来ればいいのかとか、疑問だらけだったので「明日…」と言葉は出ました。
でも、そこで止めて「ありがとうございました」とそそくさと出て行ったのは、それらをすべて先生に質問して答えをもらうのは違うだろうなって思い直したから。
聞けばおそらく答えてはくれるはずです。
でも、人間って他の人が言っていた通りにならなかった場合、不満に繋がることって多くはないでしょうか。
人から教えてもらった通りにやったのにうまくいかなかった、あの人が言ってたけど全然違った、オススメって聞いたから行ったら全然期待外れだった。
でも、自分で考えて決めて行動したことについては、諦めもつくし次はどうしようと前向きに捉えることができるでしょう。
この先生も情報は全て提示してくれているので、あとは自分が決めて自分で行動して自分で責任を持つこと。
そんな診察をしているんだろうなぁ、と思いつつ、診察時間がえらい短かったので儲かっているんだろうなぁ、とも思ったレアな病院のひとときでした。
googlemapでの評価が高いのも、言葉足らずに見えて必要な情報をしっかりと伝えてくれることが影響していそうだなぁとか思ってみたり。
ちなみに受付に保険証を出して初診察まで3分、会計も2分待たなかったので、TOC的にはすごく優秀でモデルにしたい病院かもしれません。
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