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ちょっとの兆候

ちょっとの兆候

慣れや習慣というのは怖いもので、繰り返し行っていることが正しくても古くなっていることがありますので、意図的に行動を変えて兆候を掴むことも大切です。

 

昨日はMGでよくご一緒する参加者が歯科医をしている歯医者さんに行ってきました。

わたしは全国に知り合いが多い方だと思いますが、結局はMG会場で出会うことがほとんどなような気がします。

とはいうものの、なんだかんだと山に登ったり海に行ったりお酒を飲んだりと、プライベートでもお付き合いのある人がいるのは確かで、この歳になって新しい友達が増えるのは何か嬉しいものですよね。

そんなご縁でずっと歯を診てもらいたいなぁなんて思いながらいつの間にか何年も経過していて、やっと実現したというのが先日のことでした。

歯医者さんってたいていの場合はかかりつけ医がいて、わたしも例に漏れず自宅から徒歩数分の歯医者さんに長年通っています。

そこが不満というわけではなかったのですが、人前に立つ仕事をしている関係上、前歯を綺麗にしたいなぁと思いながら実現しなかったので、モノは試しと相談してみたのがきっかけな感じですね。

結果としては、めっちゃよかった!というのが最初の感想でした。

想定外に2時間という時間がかかりましたが、ばっちり前歯が綺麗になりましたし、前回治してもらっていた箇所に少しだけ不具合があったみたいなので、それも治してもらえました。

さらに奥歯に外見からではわからない虫歯予備軍も見つけてもらったので、また次回に伺ってきっちり治してもらうことにしました。

診察前後に入念にレントゲンを撮ってもらって、歯の内部までチェックしてくれていたから、事前に問題となりそうな箇所を見つけてくれたのでしょう。

かかりつけの歯医者さんは地域では人気の歯医者さんで、1回の診察は30分か1時間できっかりと終わらせるスタイルですから、ここまで細やかな診察ができないのだと思います。

それぞれの診療スタイルがありますので、どちらがいいとか悪いではありませんが、ここで気になった点は「事前に察知できるが、できないか」の違いでしょう。

夷陵ってとても幅広い分野に見えますが、シンプルに分けると予防医療と対症療法の2つにわけることができると思います。

本来の対症療法とは少しだけ意味合いが違いますが、ここでは予防医療は問題が起こる前に手を打つこと、対症療法は問題が起こってから手を打つことと捉えてください。

何か物事が動く際には兆候が表れるものです

風が吹けば桶屋が儲かるということわざにもあります。

これは風が吹く⇒土埃で盲人が増える⇒盲人は三味線を職業にすることが多い⇒三味線の需要が増えて材料の猫が減る⇒ネズミが増えて桶をかじる⇒だから桶屋が儲かるのです。

現代風ではないのでピンと来ないかもしれませんが、スマホが普及すれば電車の中で本は読まれなくなりますし、通信環境が良くなれば映画館で映画を見ることもなくなるようなものでしょう。

工場で労災が発生する原因の92%は「不安全な状態と不安全な行動」であるという分析結果が出ていますし、給料が上がらずに消費税が増えれば将来不安から貯蓄に走って消費は落ち込みます。

労災や経済対策などは起こってから対処するのでは遅すぎますから、あらかじめ事前にいくつもの手を打っておいたほうが、問題が起こってから対処するよりもはるかに楽でストレスもなくコストもかかりません

さて、それを自分や自社に置き換えてみると、「わかってはいるけど」という事柄が出てはきませんでしょうか。

健康はもちろんなのですが、業務も事業も営業も予防するに越したことはありませんので、データや言動や人の動きといった兆候を見逃さいことが大切です。

 

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