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幸福度

幸福度

幸せは個人個人全く違いますが、同じ環境でも心の持ちようによってまったく変わってきますので、幸せになるための秘訣を知っておくことがとても大切です。

 

今日は12月24日なので、全世界がクリスマスイブですね。

日本人としてはなんとなくチキンを食べて、なんとなくクリスマスケーキを食べて、なんとなくプレゼントを交換し合う日って感じで、そこが日本っぽくていい味が出てると思います。

クリスマスの由来は色々とあるのでしょうけれども、細かいところは気にせずに日本の文化として楽しめるといいですね。

欧米でも本当の意味合いでクリスマスを祝っている人の方がごく少数派という話もあるので、そんなところをあーだこーだ言ってもしょうがないですし。

そんなうちの娘はもう中1なので、たぶんサンタさんの存在は知っていると思いますが、本人から直接聞いたわけじゃないのでまだ信じている可能性も捨てきれず。

そんな一触即発な一日を過ごすような気がしています。

こんな感じで物事を知らなかったら知らなかったで幸せな時を過ごせますが、知ってしまったが故の楽しさや苦しみがあるものです。

今の時代は情報の民主化とも言われていて、ひと昔前なら知り得なかったことでもネットから簡単に知れるようになっています。

それに情報を売る職業としてコンサルタントや研修講師をはじめとして、YouTuberやオンラインイベントなんかも増えていますので、今まで知らなかったことを知れる機会は格段に増えたといってもいいかと思います。

さらにはわたしの周りの企業は教育にお金をかける企業が多いので、社員さんにも幅広い知識を得てもらって、これからの人生も仕事も豊かに過ごしてもらいたいという活動を見かけるようになりました。

知識は豊かな生活を送るためには必要な要素の1つなのは間違いないと思っていますが、実はそれが幸せに直結するかどうかはまた別のお話になります。

そんなことをふと思ったのが、福井でMGを受講した時であり、その際の講義の中で福井の日本一をいくつか挙げていたのですが、その中に日本一幸福な都道府県が福井県だと聞いた時でした。

直後に頭によぎったのが、かつて世界一幸福な国として知られたブータンの話です。

ブータンはアジアの小国でありながら、2008年の国勢調査では国民の97%が「私は幸せである」と答えていたり、2013年の世界幸福度指数では世界8位(日本は90位)になったりと、幸せな国だと報道されていました。

そんなブータンですが、2019年の調査では156ヵ国中95位にとどまり、かつての幸福だった国民に変化が生じています。

その要因は色々とあるのですが、間違いない要因の1つは情報が多く入ってくるようになり、他と比べることができるようになったことにあります。

幸福だった頃のブータンは情報鎖国によって他国の情報が入ってこなかった背景があり、変な表現をすると何も知らずに自分達は幸せに暮らしていると感じていたのでしょう。

しかし情報が入ってくるようになり、知識が得られるようになると他国や他人と比べることができるようになって、どんどんと幸福度が下がっていく要因になったと思われます。

精神医学においても、他人と比較する人は幸せになれないという研究結果もあるくらいなので、逆に言ってしまうと幸福な人は周りを知らないか、知った上で比べないくらいの精神的な自立を果たしているのです。

そんなことをもやもやと考えていましたが、だからといって福井の人たちがモノを知らないとか、そういう話ではありません。

人と比べないということだけで幸福度が上がるということは、ストレスもなく穏やかに暮らせるということ。

無理に年収を上げるでもなく、さらに少しでもお金を得るために多くの時間を費やすでもなく、簡単に得られるようになった多くの知識で如何にして自分なりの豊かさを見つけ出し、満足して暮らしていくかを考えていけたらいいですね

と、クリスマスを間近にポケモンをしている娘を見ながら、そんな大人になれたらいいね~、なんて思っています。

 

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