色んなことを言われている世代ですが、結局は相思相愛になれるかどうかなので、相手との相性を見極めることが重要であり、その為には接点を多くすることが大切です。
ちょこちょこと色んな企業のお手伝いをしていると、必ず出てくるのが人の問題です。
最近はZ世代とも呼ばれることもありますが、今まで当たり前だと思っていた価値観が通じなくなる世代とも言われますよね。
やれストレス耐性がないとか、やれ業務終了後の付き合いはしたくないとか、やれモノを消費しないだとか、色々と困りごとのような内容を耳にすることが多くなった気がします。
それはそれで本当に起こっているのでしょうけれども、ただ単に世代が変わっただけでわたし達の世代もまぁまぁ色々と言われていたはずなんですよね。
それが立場が変わっただけの話であって、云わば時代は繰り返すという当たり前のことが繰り広げられている時期なんだと思っています。
それはそれでしょうがないので、今の時代に合わせるしかないのが流動性のある対応であり、これから生き残る術になるのは間違いありません。
とはいうものの、新しく入ってくる人材に100%合わせるわけにもいきませんし、そんなことをしていたらビジネスにならないのは明白です。
なので、大事になってくるのは企業とのマッチングがきっちりされて入社しているかが鍵になってくるのですが、これがまぁわからない。
就職先の仕事をやりたくて志望するのが当たり前と思っていたら、数ヶ月後には足元を掬われたりするのが中小企業では世の常になっています。
面接ではコミュニケーション能力あります、頑張りますと話していたけれども、仕事が始まると仕方なく仕事しているような新入社員もいますよね。
ある会社の新入社員にチラッと聞きましたけれども、「この会社は社長の言う事をすごいですね、と言っておけば入れました」なんて言っていたので、マッチングなんて望めないのは当たり前かもしれません。
なので、どんなに人を採用したくても、この人と一緒に仕事をしたいという人が現れるまではグッと我慢することも大切になってくるでしょう。
その為には選考時から少しずつ負荷をかけていくのも1つの方法です。
負荷とはいってもゴリゴリと圧をかけるわけではなく、無理のない提案を受けてくれるか否かくらいから始める感じですね。
ちょこちょことインターンや研修に来てもらったり、空いた時間でバイトをしてもらったり。
バイトをしてもらうのは特にお勧めで、入社前から仕事を通じて同じ時間と環境を共にできますし、機会を作ってご飯やおやつを一緒に食べることで人柄を知ることができます。
月に1.2回でも来てもらえれば、多くの社員に顔を覚えてもらえますし、最初はかわいがってくれるものなので嬉しいものです。
そして、少しずつでも職場環境を浸透させていくと、不思議と入社後のストレスも軽減されているものです。
人は基本的に環境の変化に弱い生き物です。
いきなり4月1日からがっつりと社会人生活をさせると、これまでの学生生活とのギャップにやられて5月病的な状況になる可能性もあります。
どうしても入社前から関係性や環境の変化に慣れさせることができない場合は、ある会社は期間を限定して6時間勤務にしていたりもします。
時代が変われば人も変わる。
打てる手に制限はないので、過去の当たり前に捉われずにできることをやっていくことがとても大切です。
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