わたしも最初からITに詳しかったわけではなく、中学生の頃からPCゲームに多く触れていたからこそ自然と知識が身についたので、遊びに見えても興味があるということが大事な構成要素だったりします。
数年前からプログラミングが小学校の授業に組み込まれています。
日本はITの後進国といわれている現状ですが、幼少期からプログラムに慣れ親しむことで少しでも打開できることを期待したいところですよね。
うちの娘も小学生まではプログラミング教室に通ったりすることで、PCやタブレットに触れる機会を意図的に作っていて、今では必要なものは自分で調達をするようになりました。
春休み中はPC版のマインクラフトに特殊スキンを入れたいけれどもうまくいかなーい、とわたしにヘルプが来ていましたが、仕事中だったので「後でねー」とかわしていたら、なんだかんだと自分でググって解決してました。
心の中でグッジョブ!と言いながら眺めていると、何か入れることができただけで満足したのか、ゲームせずに他のことをしているのが面白いところではありますね。
人の成長というのは、こういった好奇心から生まれることが多いので、人の「やりたい」は大切にしたいなぁというところでしょうか。
そんな小学校で導入されたプログラミングですが、現場ではプログラミングソフトを「利用停止」したいという声が多く挙がっているそうです。
小学校で1人1台の端末を配布されますが、好き勝手に遊ぶ可能性がある、というか遊んでいる生徒がいるということでしょう。
現場でよく使われるソフトはノーコードでプログラミングができる「スクラッチ」というソフトですが、これは自分が作ったゲームをサーバーにアップして、他の人に自作ゲームをプレイしてもらうことができるんですよね。
ということは、自分の端末で他の人が作ったゲームをいつでも自由にプレイできるということなので、これが気に入らない教師がいるのでしょう。
ゲーム=遊び=けしからん、という方程式が染みついているのかはわかりませんが、学校で力を持っている教師がそんな思想であった場合、授業以外ではプログラミングソフトの利用は禁止、という事態になっている学校もあるそうです。
目的をもって導入した制度が現場の判断で歪むのは良くある話ですが、こてっこての典型例なんじゃないかなと感じます。
何かしら事を始める際には今までと違った歪みが生じるのは仕方ないことですが、デメリットばかりに目がいってしまうと、本来の目的を見失ってしまうのが良くわかると思います。
これは企業でも同じことが起こることで、少し前は現場にiPhoneやiPadを導入するのに四苦八苦している現場がよくありました。
せっかく端末を買って現場に置いておくのですが、まぁ高価な文鎮と化している現場ってあるんです。
なぜかって、操作方法を覚える等のめんどくさいことはしたくないのが当たり前なんですよね。
特に年配の社員はiPadみたいな未知の物体には近づかないことにしているので、自分には関係ないくらいの勢いでスルーしていきます。
今までちゃんと仕事をしてきているのに、突然iPadを使って仕事をしろと言われても、全然ワクワクしないのは当然だったりします。
じゃあ、どうすればやってくれるのか。
業務に関係なく、自由に好き勝手にiPadを使ってもらえばいいんです。
ゲームをしようが動作サイトを見ようがネットを見ようが自由で、好きに使ってもらえればiPadに対する抵抗がだんだんとなくなってきます。
活用の仕方はそこからあれこれと考えればいいわけで、遊ぶことで目的に近づいていくのが面白い手順の辿り方でもあります。
なんやかやと制限をつけるのではなくて、目的を達成するための道筋を意図的計画的に想定しておくことはとても大切です。
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