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喧嘩両成敗

喧嘩両成敗

自己の主張同士がぶつかり合うと相互理解には繋がりにくいのは明白なので、すべての情報を出し合った上で和談を行うことが大切であり、心理的安全性の上での理想でもあります。

 

人間って色んな人がいるので面白いと思う反面、価値観が合わないなぁと思う時もあるのではないでしょうか。

綺麗ごとだけで生きていければ楽なのは間違いありませんが、物事には必ず陰と陽が存在しているのは紛うことなき事実でしょう。

昔からその手の故事というか言い回しというか、日本でも多くの言葉が伝えられていますから、時代は変わっても不変の真理なのだと感じています。

清濁を併せ持つだとか、酸いも甘いもとか、正邪曲直とか、表裏一体とか、両極性とか、喧嘩両成敗(?)とか、他にもいっぱいあるはず。

人間も数百から数千の小さな集団だった大昔では率いるリーダーが法となり、善悪を決めていました。

猿山のボス猿的な役割ですね。

個人の力量では統率できる人数に限界がありますが、人間はそれを越えて宗教を生み出し、数千数万の大集団でも秩序を持って社会を形成できたからこそ人類は繁栄していったんですよね。

そんな感じで、人間が猿に近い頃は善悪の概念はボス次第で、統治者にとって都合のいいことが善、都合の悪いことが悪として定められることとなったと言われます。

発足当初は聖人君主のような統治者が万人のために法を定めたりしますが、代を重ねるごとに腐敗していって権力者の都合のいいように変えていく、みたいな話ってよくありますよね。

現代でも既得権益があったり、特殊なコミュニティがあったり、それらに意図せずして縛られていたりと、いつの時代になっても世界の大枠は変わらなかったりするような気がします。

そんな中でも個人の在り方というのは変わらないもので、法や宗教に従いつつも自分の思想を貫くように毎日を生きているでしょう。

「思うように生きていない!」と感じる方もいるかもしれませんが、残念ながらそんなことは1mmもありません。

やりたいけど行動をしない、と決めたのは他でもない自分自身ですから、無数にある選択肢を排除して思うように生きない道を自分で選んでいるということです。

言い換えれば「ストレスの溜まる生き方をしている。あえてね」みたいな感じですね。

こんなことをふと思ったのが飲み会の時で、話を聞いていたら「この感覚はどこかしら懐かしいなぁ」、なんていう思いが出てきたのかもしれません。

若かりし20代や30代前半の頃は付き合っていた人の属性からか、飲み会では何かに縛られている系の話が多かったような記憶があるんですよね。

特に飲食業をしていた20代の頃は、店長も調理長もまぁ縛られていたような人柄だったような記憶があるので、人付き合いについてはあまりいい思い出がありません。

それってただ単にわたしの見え方が一方向だけだったからでもあるなぁって、ふと思い出した感じですね。

会社組織の中でも色んな視点があり、裏と表だけでは表現できないような空間が形成されている場合もあります。

すごいですよね、二次元ではなくて三次元や四次元みたいな多次元空間として認識できる組織って、複雑という言葉だけでは表現しきれない雰囲気なんだろうなぁなんて思います。

何が言いたいか。

後だしじゃんけんはやめて、まずは全てを土俵に上げて話し合わないと、絡まった紐はどんどんと大きくなっていきます

上からの視点、下からの視点、顧客の視点、現場の視点、市場の視点。

そんな視点をこねくり回してあげると、凝り固まった思考から解放されることも多いのでオススメです。

何かとりとめもない話ですみません。

 

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