悩みというのも表裏一体なので、捉え方によって感じ方も見え方も変わってきますから、色んな人に聞いてもらうのもいいかもしれません。
仕事や研修で日本全国あちこちへと出向いていると、本当にたくさんの人たちと出会えたりします。
わたしは30代のITエンジニアの時代からよく出張へ行くようになったので、慣れっこになっているというか、感覚がマヒしているというか。
それが当たり前のように感じるようになっていますが、多くの人が経験をしないようなことをたくさんやらせてもらっていると思っています。
20代の飲食店時代を顧みてみると、毎日が家と店との往復だけでしたし、普段接する人はというとお店で働いている社員パートアルバイトの人たちで98%程度を占めていたような気がします。
それはそれで大きな学びがあったと実感していますが、人は人から学び、人へと伝えていくことが刺激にもなり、どこかしらしっくりと来るものと最近は感じています。
そんな仕事をさせてもらっていることがとてもありがたいですし、これからもどんな要望にも応えていきたいなぁなんて感じる瞬間です。
なんてことを思いながら日本全国を回っていると、たまに(?)言われることがあります。
「及川さんには悩みはないでしょうけれども」
あらー、わたしはそんな風に見られているのかなぁ、なんて意外に思いながら、実は毎夜不安でいっぱいで布団に入ったら枕を濡らしている毎日なんですよ。
まぁ、こんなことを平気で書いているので、悩みがないように見られるのかもしれません(笑)。
おそらくですが昔から悩み多き人であり、周りを見てはあれこれと考え込んでしまうような性格だと思っています。
わたしに限らず悩みがない人というのは一人もいなくて、生きている限りは悩みと一生のお付き合いが続くのが人間という生き物のサガでしょう。
でも、なぜ悩みがあるのに悩みがないように見られるかと考えてみると、悩みがあることが当たり前と思っているからでしょうか。
悩みがあることが大変だ!と思っていると、それは表情にも出ますし気分も落ち込みますし、人によっては声にも出てしまうかもしれません。
そんな状態が続くとだんだんと疲弊してきますから、心にも余裕がなくなってきて、ますます自分を追いつめていくことにもなってしまいます。
これって誰にでもあり得ることで、先日ストレングスファインダーの1on1セッションを受けてくれた人もそんなことを伝えてくれました。
めちゃくちゃ優秀な方で、人づての紹介だけで事業が成り立ってしまうような個人事業主なのですが、いつも自分はもっとやらなきゃいけないとネガティブな気分になっていたそう。
それもそのはず、第一の資質が【最上志向】なので常に上を目指してしまうが故に、今の自分に満足することができない傾向が強かったんです。
わたしも同じ【最上志向】が第一資質なのでその気持ちがよくわかりますから、そんな自分がいるということを受け入れてみると楽になりますよ、なんてことを伝えています。
本当にそれだけで悩みが辛いものでなくなったり、そんな自分を客観的に見られたりするのが面白いんですよね。
もし悩みが尽きないという人がいたら、その悩みはどんなところから生み出されているのか、探求してみると未来が拓けてくるかもしれません。
あ、ちなみにわたしにも人並みに悩みはあるはずです、きっと。
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