自分で考えたオリジナルもいいのですが、横展開というのは低コストで実施できる即効性のある施策なので、他を知って違いを認識するということはとても大切です。
仕事や研修で日本全国あちこちへと出向いていると、たくさんのホテルに泊まったりします。
わたし的には設備とか居心地などはあまり気にしないので、基本的にはコスパでホテルを選択することが多いんですよね。
なので駅からの距離や価格が優先順位高くて、その次にバストイレやレビューを見て、最後にホテルの顔を見るような感じですね。
レビューが結構面白くて、予約サイト運営の恣意的な操作が入っていないと、ホントにあちこちで色んなことが起こっているんだなぁなんてことも書かれていたりします。
ひょっとしたらライバルからの攻撃的な書き込みもあるかもしれませんが、その他多くの書き込みと並列で見てみると傾向がわかるので、データ分析の練習としてもいいかもしれません。
日本人の行動心理だと聞いたことありますが、良いレビューはあまり書かれずに腹が立った低評価を書きたがるらしいので、本当にホテルとか飲食店って接客で油断できない大変な業種だなぁって思います。
ホテルの選別基準がそんな感じなので、毎年同じ場所に仕事で通っている場合でも定宿というものがありません。
千葉住まいで神戸の会社に勤めていた時は、毎回ホテルを変えるのもめんどくさいのでさすがに定宿がありました。
何十日も同じホテルに泊まっていると当然受付の人に顔を覚えられるので、行くたびに「おかえりなさい」と言われるのがどうにも苦手でした。
言われること自体はとても嬉しいのですが、特に話すこともないと思ってしまうのでなんとも気まずい思いをするんですよね。
気軽な世間話でもすればいいのでしょうけれども。。。まぁそういうことなんです。
まぁそんなことは置いておいて、良くも悪くも色んなホテルに泊まっているので、あれこれと違いが見えてくるのが面白いんですよね。
泊まっているホテルはビジネスホテルなので基準はそれになるのですが、まぁ地方に行けば行くほどフロントの従業員が多いことに気付きます。
効率化されたホテルが増えてきていますし、逆にいうと効率化していかないと1人当たりの人件費を増やせない世の中になっていると思っています。
効率だけが全てではないのですが、ホテル業は箱が決まっているので客数に上限がある業態。
箱当たりの利益を最大化するためには客数を可能な限り最大にして、客単価を可能な限り上げることなのですが、客単価自体も箱と従業員のクオリティが大きく影響します。
ビジネスホテルの箱やサービスで1泊何万も取れないですからね。
そして箱って一回建ててしまったら変更は容易ではなく、コンセプトを変えるには多額の投資が必要になるのも特徴です。
今の箱の状態で可能な限り客単価を上げつつ、客数が決まっている状態で利益も人件費も上げていくとなると、どれだけ業務を効率化できるかも重要な課題になるでしょう。
先日泊まった金沢のビジネスホテルでは外出時に鍵をフロントに預けなきゃいけないとか、毎日清掃に入りますとか、わたしの感覚では前時代的な運営方法に感じます。
だからフロントに人が溢れているのでしょうけれども、ひょっとしたら地方なのでその人たちの人件費が安いのかもと思ってもいます。
そんな感覚で関与先の運営するホテルに泊まった時などは、あれこれと客観的に所感をお伝えしているのも、あちらこちらとホテルを見ていた所以かもしれないですね。
何が言いたいか。
やり方も考え方も変われるところは変えていかないと、働いている人たちが大変ですよね。
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