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悔しいです

悔しいです

悔しいという気持ちはとても大切にしてあげたいなぁ、なんて思いますが、時にはそうも言っていられない瞬間もあるのが面白いなぁとも感じます。

 

MGのインストをしていると、時には時間との戦いになることがあります。

研修の構成上、全員が作業を完了させないと次のステップに進めないので、1人でも遅れている人がいる場合、全体の進行が遅れます。

この辺りはTOC理論のボトルネックがばっちり当てはまるので、ある人は「ボトルネックとなりそうな人に集中してフォローする」なんてことをしていたりします。

その対策はとても理解できますし、実行することで確実に時間短縮へと繋がります。

わたしも時には実行しますが、先日の社内向けMGではあえてやりませんでした。

心情的には5期までやらせてあげたいと思ってしまうのですが、必ずしも行動に移すわけでもなく、たとえ4期で終了しなければならないという状況になっても問題ない場面もあります。

この辺りは微妙なさじ加減でもあり、受講生の顔色でもあり、クライアントの要望次第でもあります。

一番の理由は社内向けMGだから、ということです。

MGを実施するにあたって、色んなシチュエーションがあると思います。

広く全国各地から参加者を募集して開催することもあれば、会社からの依頼で社内研修として実施することもあれば、経営体験会として団体に提供することもあります。

たまに聞くのは家族でお盆や正月にMGをやるという、スゴロク感覚でやる人がいるのがとても面白いですよね。

そんな色んな場面がある中で、社内向けMGというのはその会社が良くなるようにすることが目的であり使命ですから、5期をやることがマストではないからだったりします。

社内向けMGの場はその組織の実力が出ますので、どんな組織であり、どんなコミュニケーションを取っていて、問題に対してどう取り組んでいるか。

そんなことを見ながら判断することが大切だと思っています。

進行が遅れる原因は様々にありますが、今回の場合は個人のプライドが邪魔をしていたという感じでした。

1日目の終了後、受講生たちと一緒にエレベーターで降りていましたのですが、中ではもちろんMGの話になるわけです。

大幅に終了時間が遅れたのは計算がどうのこうの、全然数字が合わないうんぬん言うので、わたしからは定番の一言「聞けばいいじゃない」。

そうすると、若い受講生から最近はトンと聞かなくなった言葉を聞くことになりました。

だって悔しいじゃないですか

その言葉を聞いた瞬間、あー今回のMGは4期まででもいいかも、と思った瞬間でした。

悔しい思いって結構大事で、人の成長の原動力になることがとても多い心情だと思っています。

未来を担う若手がそんな気持ちで研修に臨んでくれているのなら、全力で応えていくのがインストの役割であり、成長のサポートをすることが使命になります。

そんな時は思いっきり、悔しい思いをしてもらうようにしています。

 

〈募集中のMG/TOC〉
■7月15-16日(
 ジーラボMG in神田
■7月22-23日(
 子ねずみMG in沖縄那覇
■9月17-18日(日月
 ジーラボMG in神田
■10月14-15日(
 おいでやすMG in宮古島
■11月4-5日(
 くまモンCFMG in宮﨑

※〈セミナー詳細・申込はこちら!〉※

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