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前後の工程

前後の工程

自分の仕事をきっちりとこなすことはとても大切ですが、その為には仕事の流れを知ることと前後の工程がどうなっているかを把握することが重要です。

 

わたし自身の経験上、個人の裁量で仕事を行うことが得意なような気がしています。

良く言えば独立志向、悪く言えば不適合者となるのかもしれないですね。

何事も表裏一体、見かたを変えれば見え方も変わりますので、どのように見るかはその人次第といったところなんです。

yourtimeで書かれていた人と時間との関係もそんな感じで、あくまで自分の中の世界で時間がどのように進むか、過去と未来をどのように捉えるかが決まるのと同じような感じですね。

個人の裁量で何事も決めるので「自由な時間に仕事をすることができていいなぁ」って言われることもありますが、違う見かたをすると時には自分の時間をフルに使うべき時もやってきます。

それはいつでも依頼者の要求に応えるためであり、わたしの【最上志向】×【自我】が最大の価値を提供したいと勝手に行動させる所以でもあるんです。

実はこの最大の価値を提供するという気持ちというのが大事な要素になっていると思っています。

多くの場合、この気持ちを向けている先はお客様であり、最終的にサービスを提供するカスタマーになるでしょう。

それはそれで間違っていないのですが、さてそこだけに目を向けていればいいかというと、実はそうでもありません。

お客様にサービスが届くまでにはいくつもの工程がありますが、そのほとんどからはお客様の姿や気配を感じ取ることは難しいでしょう。

となると各工程を任されている人たちは、自分の仕事をこなすことが重要と考えてしまうことがあります。

もちろん各工程に与えられた仕事自体はとても大切なのですが、さてそれだけを黙々とこなしているだけでは進化発展を望めないのは明白なのです。

各工程に与えられている仕事は云わば点であり、その点が繋がっていってお客様まで届く線になります。

理論上、点の集合が線にはなるのですが、点同士が独立しているとその繋がりはとても希薄なモノになってしまいます。

点同士の繋がりが希薄な状態とは、各工程間のコミュニケーションが不足していたり、仕事の進捗状況をお互いに把握していなかったり、そんな状態だと思ってください。

そうすると誰かに大きな問題が起こっていたとしても、それに気付くことなく自分の仕事を黙々とこなすのみとなり、蓋を開けてみたらいつの間にか納期に間に合わないことを知ることになるかもしれません。

そうなると会社全体の問題となり、1つの点での問題点が会社全体に影響を及ぼすことに繋がってしまいます。

それを防ぐには線を強くすることが大切です。

点を強化することもある段階までは重要事項なのですが、一定のレベルを超えた後は線を強化する視点で対策を打つことが未来に繋がります。

点の前後にスッと手を伸ばしておけば、今まで見えていなかったお互いのことがよくわかるようになり、困った時は助けあうことが可能となるんです。

そうすると仕事を引き渡す時に自分の仕事を最大価値にすることも可能になり、次工程へ最高の状態で引き渡すことができるんです。

全体最適とは、そんなちょっとした視点の変化から生まれてきたりするのも面白いところです。

 

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