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ストレス軽減

ストレス軽減

理不尽さというのは便利な側面もありますが、社員の思考停止や創造性阻害の要因にもなりますので、できる限り取り除くことが大切です。

 

企業へのサポートをしていると、社員さんからある共通の悩みを聞くことがあります。

各企業で内容はもちろん異なりますが、さっくりとまとめると仕事の指示や方針に納得のいかないものがある、みたいな感じですね。

納得のいかないままに仕事をしてもモチベーションは上がりませんし、納得がいっていないので改善方法も生み出せないですから、とりあえず言われた仕事をやっておこうになったりするものです。

変にやる気のある社員の場合、こうすればよくなる!と勝手な解釈で仕事のやり方を変えて、本来の目的からどんどんズレていくなんてこともあります。

そんなことが起こるのはそもそもの発端があるもので、最初の指示や方針作成の際にきちんと情報共有がされていなかったりするのです。

人によっては決められているだけで大丈夫という人もいますが、根拠や目的がわからないとモヤッとするという人にとっては大きなストレスになります。

ストレスは近代に言われるようになりましたが、要は動物的な感覚から来るプレッシャーのようなものです。

自分の快適な環境から少し外れると居心地が悪くなり、緊張や不安や恐怖といった感情が生まれることをストレスといったりします。

そんな状態が長く続くと体調に異変が生じたり、精神的に病んできたりするので、可能な限り仕事上のストレスは軽減することが効果的です。

とはいえストレスがない仕事というのはないに等しいですし、新卒入社や配転後など新しい仕事を始める際はストレスだらけと言ってもいいでしょう。

近年はストレス耐性の低下を言われていますから、若年層に配慮するのは有効な手段ですし、ストレス耐性が高いからと言って常にプレッシャーを与え続けるのも考えものです。

プレッシャーを与えないと働かないのではなく、自ら考えて効果のある働き方を模索できる社員の育成をすることが、全員経営への道になりますからね。

そんなストレス環境を軽減するためには、働く人たちにとって理不尽な状況を減らすことが大切です。

仕事とは常に変化するものですから、理不尽な環境というのは完全になくすことは不可能なのですが、少なくても社内環境の中では減らす努力をするべきでしょう。

そのためにはまず3つのことを前提にすることが効果的ですが、その3つとは①本質的か➁長期的か③俯瞰的か、という視点をきちんと社員に伝えることです。

言われてみればよく聞く話だな、なんて思うかもしれません。

それらを職場で実践していくことが理不尽さを減らす要因になるのですが、さて①本質的とはなんでしょうか。

この言葉自体がふわっとしている言葉でもあり、人によって解釈が異なる言葉でもあり、会社や人によってそれこそ本質が異なるものです。

ものすごく簡単に言うと、自分や組織の中で大事にしているものであり、行動の根本的な動機付けになっているものと言っていいと思います。

仕事の中では会社の存在意義であったり、顧客に提供している価値とは何か、それを実現するためには何をするべきかを定義して、広く社内に共有することです。

会社における本質を社内に定着させることで、実は社内の理不尽さが減少し、ストレスも軽減させることが可能になるのです。

 

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