物事って物理面は目に見えてわかりやすいですが、精神面も重要な要素になり得ますので、バランスよく向き合うことはとても大切です。
今年の抱負として「事業」に焦点を当てていくようなことを前回のブログで書きました。
事業とは言っても意味合いも広くて、人によってはすぐにやっちゃえばいいじゃん、なんて感じることかもしれないくらい軽い言葉にもなり得ますし、そんなこと一生かけてもできないくらい重い言葉にもなり得ます。
わたし的には事業を始めることにはそれほど抵抗はないと思っていますが、始めるにあたって何を注視するかというと、マインドとキャッシュの視点が比重としては大きくなります。
マインドはやりたいことか、やり続けられることか、やることによって喜ばれることか、どうやりたいか、何を成したいか的な観点ですね。
事業は興味がなければ儲かっていてもつらい場面がいくつも出てくるもので、継続できなくなる要因がキャッシュ面なら撤退すればいいだけの話なのですが、マインド面で継続したくなくなることはまぁまぁ怖い側面だなって思っています。
やる気満々で事業を始めたはいいけれども、思いのほか早く飽きが来てしまったり、思ってたのと違って興味がなくなったり、続けるのがしんどくなったりと、意外と同じ事業を続けるのって障害があったりするものですよね。
キャッシュ面は言わずもがなで、きっちりと利益を出しつつ、毎月・毎年キャッシュを生み出し続けられるかどうかです。
少し前はよく聞いた話なのですが、事業が忙しいのだけれども、なぜか社長は毎月の支払いに追われて金策に奔走しているような構図だとつらいですよね。
忙しいから儲かっているだろうと思っていて、損益計算書上はちゃんと利益が出ているのにも関わらず、なぜか手元にはいつもお金がなくて焦る。
そんな状態が何年も続いているような企業も、かつては珍しくありませんでした。
過去形で書いているのは、おそらくそういった企業は今でも多くあるのでしょうけれども、わたしの周りからはあまり聞かなくなったんですよね。
そういう時代になったというか、お金や経営に関する情報がネットで簡単に手に入るようになり、きっちりと知識をつける社長さん達が増えたのが要因な気がしています。
キャッシュに関しては毎月・毎年のキャッシュフローも大事ですが、実施した投資に対して何年で回収できるかが意思決定に大きく影響する要因の1つです。
わたしが経営の世界に片足を踏み入れた頃は、投資額の回収は長くても5年くらいを目安に、なんて言われていた時代でした。
1,000万円を元手に事業を始めたのなら、最低でも毎年200万円のキャッシュを生み出す事業であることが最低限の条件という感じです。
それを5年続けられれば元手の1,000万円が手元に戻ってきた上で、立ち上げた事業が残るのでさらにキャッシュを生み出し続けられることがボーダーラインということ。
これはもう十数年も前の話ですから、今の時代ではまぁまぁ話が変わってきます。
ホントに時代の移り変わりが速くなったもので、5年間というスパンでは長すぎる感覚に変わりました。
要はサービス自体の寿命がどんどんと短くなってきており、1つの事業で儲け続けることが困難になってきている感じですね。
事業を始めるのならば、1-2年で回収できることが求められるようになってきているのを肌で感じます。
とはいえ、これも1つのモノの見かたであり、長期的な視点でもうまくいくことは多いですから、もう1つのマインド面と相談しながらって感じになるでしょう。
事業の立ち上げ方とかスタートアップなどは教えてくれる人が山ほどいると思いますので、そんな2つの面をクリアできそうならえいやーで始めてみちゃうのもいいものです。
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