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腹を割って

腹を割って

日本人は奥ゆかしさが美徳の人種でもありますから、今ある美徳はそのまま残すようにしてプラスワンを加えていける手法を持つことはとても大切です。

 

先日は青森で開催された八戸MGに参加してきました。

少し前まではうみねこMGという名前だったそうですが、どうやらどこで開催しているかがわかりづらいということで改名の流れになったそうです。

名は体を表すとも言いますし、パッと見てわかるというのはとても重要な要素となりますから、シンプルなのが良い時も結構あるような気がします。

最近は白や黒のTシャツに文字だけ書いてあるブランドがおしゃれだったりしますし、むしろ伝わりやすいという効果もあったりしますから、定番というものも疑ってかかると違う価値を作れたりするのでしょう。

常識は真理ではない。

自分の常識から離れるくらいの遠方へ行くと、今までの自分が持っていた常識とは違う視点をもらえることがありますから、少しばかり足を伸ばしてみるのもなかなかにいいものです。

そんな八戸MGの講義ですが、MGフェスティバルでも常連の某S社の近況発表がありました。

ある程度の規模になっている製造業の会社ですから、会計制度はもちろんガチガチのFull Costingでしょう。

会計だけならいいのですが、評価制度も商品評価も月次会議もFCで行うのが普通の会社です。

骨の髄までFCで行ってきた評価制度をDirect Costingに変えたのですから、そこには愛と友情と根性の物語が生まれる感じですよね。

会社の規模が大きくなればなるほど、新しい仕組みを導入する際には抵抗が大きいもので、とある企業では環境整備を導入する際に社長が反対勢力に回るという、訳のわからない状況になったと聞いています。

まぁそこまでは稀有な事例だとしても、抵抗との戦いが起こることはよく見受けられますから、その物語がすごく興味深い話になることが多いです。

そんな物語の中での金言の1つは、「何かあったら直接、腹を割って話し合う」という言葉でした。

何か相容れない事態が発生した場合、先送りにはせずにその場で本人とトコトン話し合うようにしたそうです。

これって物事を進める過程ではとても大事な要素になるのですが、思いがけずやらかしてしまっていることってよくあります。

後日にして再度話し合おうとしたら、時間が経ったことで相手の気持ちが固まってしまったり。

「こんなことがあったよ〜」と他の人と噂をしていたら、回りまわって本人の耳に届いて関係性が悪化したり。

誰とは明言せずに公の場で「こんなけしからんことをする人は1万人に1人くらいです」と吊るし上げるようなことを言ってしまったり。

反対に良いことは人づてに聞くと嬉しさが倍になる、なんて教えをたまに聞きますが、わたし的には直接言ってもらったり評価してもらったほうが、長期的に見て良好な関係性が築けると思っています。

そんなことを書いておきながら、わたし自身は相手の考えを自分色に染めるのが不得意な部類なので、プロセスの1つとして引き出しに入れたいなぁなんて考えています。

わたしは色んな選択肢を提供したり、合理的なプロセスを示すことは得意なのですが、意思決定をするのは相手に委ねる感じなんですよね。

とはいえ、時にはトコトン話し合うべき時はやってきますから、腹を割って話すことはとても大切です。

 

〈募集中のMG/TOC〉
■7月6-7日(
 子ねずみCFMG in沖縄那覇
■7月27-28日(
 ジーラボ理美容版MG in神田
■7月31-8月1日(水木)
 ジーラボMG in東陽町
■8月5-6日(月火)
 千里堂CFMG in網走
■9月18-19日(水木)
 おいでやすMG in石垣島
■9月21-22日(
 ジーラボMG in神田
■10月19-20日(
 流通版MG in神田
■10月21日(月)
 マイツール勉強会 in東陽町

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