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まだやるの?

まだやるの?

何事にも道には終わりはなく、だからこそ当たり前とも思える基本の繰り返しがとても大切です。

2週間ぶりの三重県に来ています。

今まではあまりご縁がなかった県ですが、この短い間で再訪することになるのがとても面白い感じがしています。

どちらもMG関連で来ているので、言うなれば学びの時間として来ています。

そういう事を他の人に言った時、「及川さんでも学ぶんですか?」と最近言われたのが結構印象的だったりします。

普段、のほほんと過ごしている風しか表に出していないので、ひょっとしたらそんな感じに見られるのかもしれないなぁと思いつつ。

実際に学ばない思考になったらどうなるだろう、ということを書いていこうかと思います。

学ばない、というとまぁまぁフワッとしていますが、わかりやすいのは学校の勉強は学習するといいますよね。

学校って変な言い方をすると半強制的に学習しないといけないシステムで、義務教育と言われる小中学校にはほとんどの人が通ったのではないでしょうか。

何かしらの要因で不登校だったり、某YouTuberみたいに意図的に行かない人は、今回は置いておきますね。

学校では学習の時間が確保されていて、定期的にきちんと学びを得たかをテストされたりします。

その結果によって次に進める高校や大学が決まったりと、本人が望む望まないに関わらず、まぁまぁ大事な要因なのが学習です。

そんな世界の中で自分は学習しないと意思決定した場合、何か起こるかというと自分の望む高校や大学に行けない可能性が出てきますよね。

これは希望の高校に行けないという表現がズレていて、高校や大学から選ばれなかったという事なんです。

これと同じような事を、MGでもよく話していたりします。

入札で負けるのは、売ろうとしたお客様から選ばれなかったから。

さて、なぜ選ばれなかったのでしょうか。

MGでは簡単に価格競争力という表現を使っていますが、価格競争力で負けると売れない。

これも逆の見方をすると、お客様から選ばれなかったということですよね。

それは商品の競争力もあるでしょうけれども、1つには例えば顧客が価値を感じるものは何かを考える学習を怠っており、顧客から選ばれる努力をしていなかったとも言えます。

自分は見つけた顧客に売りたかったけれども、顧客は自分からは買わずに他から買ったということ。

自分よりももっと学習している企業や営業マンから買ったわけです。

自分がなぜ選ばれなかったのかを分析していかないと、顧客との認識のズレは縮まらず、いつまで経っても売れないかもしれません。

同じやり方を続けていても、売れないものは売れないんです

こう書くと、たまにこんな感じに言われます。

「うちはニッチでライバルがいないから、何もしなくても売れてるんです」

結論からいうと、今は必要ないかもしれませんが、ライバルのレベルが上がると売れなくなります。

その時になって慌てて学習を始めても時すでに遅し。

そもそも学習する習慣がないので、学習を継続することすらできないかもしれません。

今回は学習というテーマですが、市場調査でも顧客分析でも製品開発でも業務見直しでも同じです。

継続的な活動は地道に思えて、実はとても大切です。

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