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叱るということ

叱るということ

フィードバックを行う際に叱ることは大事な要素になりますが、感情的なやり取りになると人を叱ることになり、逆効果になることが多くあります。

わたし個人の感覚的には、あまり人を叱るという行為ってしていなかったような気がします。

うちの娘なんてまぁ、わたしから叱られたことなんて産まれてから12年間のうち、片手で数えられるくらいしかないんじゃないでしょうか。

それでもなんとかなっているのは、まぁまぁいい感じのバランスが保たれているからなんでしょうね。

叱らなくても諭すことはできますし、相手が理解をして行動が変われば何かしらの成長は見られるはず。

叱る感覚というのが実はよくわからないのが本音で、イメージとしては20代の頃に勤めていた飲食業などはすごい剣幕でまくしたてる場面によく出くわしたりもしました。

内心では「そんな言い方をしなくても。。。」と思いながら、小心者なので口には出せずに火の粉がこちらに飛び移ってこないように隠れていたものですが、今から思うとこれは叱るではないなぁって感じています。

それくらい人に対して叱らない性格と思っていましたが、先日MGで第1表の間違いを指摘している時、客観的に考えたらめっちゃ叱ってるかも?と、ふと気づいてしまったんです。

やー、無意識って怖いですね

それは第4期が終わって、資金繰り表を着々と進める段階でのこと。

4期ということは、受講生がある特定の処理を行う行為が、短期間のうちに4回目となります。

人って物事を繰り返し行うことで習熟度が上がっていきますし、集中した環境で連続して行えば効果も大きくなるはずです。

なるはずなのですが、そうとも言えないのが面白いところで、それも人が人たる所以なんだろうなって感じています。

そういうわけで、ある年配の社員さんが資金繰り表の期末処理を行う際に独自のやり方を編み出して、見事に手戻りが発生するという状況が生まれました。

それだけならばまだいい(よくはないけど、まだましという意味で)のですが、隣の若い社員も同じミスを犯していたのですから、問題は根深いわけです。

年配なのでそれなりにビジネス経験を積んでいるという自負があるのかもしれませんが、簡単にいうと1日半にわたってインストラクターの話を聞いていなかったということ。

仮に聞いていたとしても、わからないことをわからないままにして聞くことをしなかったということ。

その姿勢が若い社員に伝搬をしており、やり方がわからなかったとしても自分たちで考えた勝手なやり方で進めても問題ないという空気を作り出していること。

おそらくの予想ですけれども、日常業務も近いことが起こり得るのが怖いところです。

わたしの直感がそんなことを感じたのでしょうけれども、気がつけば年配の社員をまぁまぁの勢いで理論的に詰めていた記憶があります。

年齢的にも役職的にも、あまり詰められることはないような雰囲気でしたので、相手が少し引き気味だった様子を思い出したのがきっかけですね。

少しやり過ぎたような気持ちになっていましたが、ちょっとでも本人の意識に響けばなぁなんて今では思っています。

叱る場合のコツは人を責めずにコトを正すこと。

相手にとって必要なことと割り切って、今後も正確な事実を伝えていこうかなと思っていますが、どうなることやら。

 

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