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業績が悪い時ほど

業績が悪い時ほど

相手の反応は合わせ鏡と言われるのが表現の妙であり、経営が苦しくて相手に頑張って欲しい時ほど、経営者の資質が問われることになります。

 

人間って焦ってしまうと冷静な判断ができない時ってありますよね。

よく漫画では(@@ みたいな描写で表現されていて、端から見ていると面白い行動を起こして笑う場面がありますが、これも今となっては古い表現な気がしてきました。

そんな感じで予想外の事態が起こったり、このままだとジリ貧でダメになってしまうような状況になると、人って冷静な思考が回らないものです

わたしも30歳代無職の時代に銀行残高が10万円を切ったことがありますが、世の中の経営者の話を聞くと残高が6円になったことがあるとか、そんな武勇伝をちらほらお聞きするので、わたしもまだまだだなぁって思っていたりします。

まぁそんなことで張り合わないことに越したことはないので、わたし的には少しでもリスクを回避したいなぁなんて思う思考だと自覚していますから、なるべく焦るような自体は避けたいのですが、そうもいかないのがビジネスの世界。

でもMGをしていると変にリスク耐性が付いてしまって、焦らないといけない時に焦れないという訳のわからない事態も起こるのが面白いところです。

大抵の人は想定外に悪い出来事が起こってしまった場合、負の感情が沸き上がりますよね。

負の感情ってまぁまぁ厄介で、自分でコントロールしようとしても容赦なく相手の方から押し寄せてきて、休みなく攻め立ててくるような感じ

そんな感情と戦っているとだんだんと疲弊してくるので、疲れて顔も生気がなくなったり真顔になっていたりするでしょう。

経営者の立場で言えば、業績が悪くなってきて先行きが見えないとか、このままだと倒産路線とか、銀行残高が日に日に減っていく様を見ている時が一番つらいですよね。

すぐになんとかしなきゃと焦るあまりに余裕がなくなり、普段よりも社員たちに強く当たってしまう時もあるかもしれません。

経営者といえども人間ですから、自分を律せられない時もあるでしょうし、わかって欲しいという気持ちが溢れ出て止められない時もあります。

そんな苦しい時ほど、どんなに内心が揺れ動いていても、経営者は穏やかな姿勢を崩さないことをオススメします。

どんなに業績が悪くても、悪い時ほど経営者は社員の前では笑顔でいることです。

経営者の仕事の1つは社員を惚れさせること。

盛和塾の稲盛氏は「惚れさせんかよ!」と表現をしていたのが印象的ですが、社員に惚れてもらってどこまでもついてきてくれる人たちを1人でも多く作ることが、会社の発展に繋がっていきます。

心酔するといいますが、心から惚れ込んでもらうには会社の都合や自分の心模様に正直に動いていては、相手の心には響かないのです。

どんな時でも相手のことを考えた行動や言動を心掛けることなのですが、そうは言っても会社の業績が悪くなると経営者とて心穏やかではありません。

大事な打ち合わせや経営会議等は厳しく接していたとしても、一歩離れたら笑顔を忘れないことはとても大切です。

 

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