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商品の原価


わたしは基本的に原価は気にしないほうだったりします。
 
いきなりこんなことを書くと、「えっ」という印象ですよね。
でも、MGを知れば知るほど、それほど原価は気にしなくなったというのが本当かもしれません。
 
確かに原価は企業の利益を決める大切な要素ですが、原価以上に利益に影響を及ぼしている重要な要素が他に多いという表現が正確な気がします。
 
結論からお話してしまうと、中小企業の業績が悪い要因のほとんどは販売不振です。
物が売れないから企業が生きるために必要なMQが稼げなくて、結果としてGが出ない。
 
じゃあ、物が売れないから原価を明確にしましょう、という手を打っても改善できる幅は小さいですよね、ってことです。
 
なぜ原価に目が行ってしまうか。
 
原価がMを決める要素になっているからだと思っています。
セールスミックスの考え方から、原価を明確にして儲かる商品に目を向けようとしているのではないでしょうか。
 
その考え方自体はわたしも好きですし、よく使いますし、むしろ推奨すらしています。
 
ただ、商品当たりの観点で1番儲かる商品がわかったとして、それがさらに売れるかどうかはわかりません。
儲かる商品を売りたいのは企業の都合で、お客様の都合ではないんです。
 
企業が売りたい商品を売り続けている限り、よほど魅力的な商品でない限りは苦戦するでしょう。

 

お客様の誰もが買いたいと思う商品を取り扱っているならば、逆に原価に気を取られるまでもなく、儲かっていますよね。
毎日使わざるを得ない日用品などを大量に扱う商社などは、原価率95%の商品を大量に流通させることで大きな利益をあげています。
 
おそらくですが、ほとんどの企業はそういう商品を扱っていません。
放っておけば売れる商品ではないので、売れるようにすることに時間とお金と知恵を使うべきです。
 
作った商品を知ってもらうために、広告宣伝をすることかもしれません。
売れた商品を追いかけて、売れた要因を分析することかもしれません。
新しく商品を生み出して新しい価値を創ることかもしれません。
 
兎にも角にも、販売不振から脱却することが第一の優先順位とすることではないでしょうか。

 

ただし、今以上の販売がどうしても見込めない場合は別です。

 

例えば、コロナ禍状態の飲食店はそうですよね。
お客さんの見込みが立ちません。
 
この場合はしばらくMQが見込めないので、限りなくFを抑えること、キャッシュを潤沢に調達すること、キャッシュフローの出血を抑えることが第一の優先順位になるでしょう。
 
斜陽の業界もその傾向はあります。
 
製品のライフサイクルの面でいうと、衰退期に入っているものです。
衰退期に入った業界はナンバーワンでない限り、撤退を視野にいれなければなりません。
 
撤退をしてもいいように、他の収益になる事業を育てておかなければならないのです。
 
ただし、斜陽といっても人口減が進む日本は多くの産業で衰退傾向にあります。
物が売れなくなってくるのは当然の傾向です。
 
それでも、企業は生き残らなくてはなりません。
 
生き残るためには販売を工夫し、生き残れるだけのMQを確保することが第一。
優先順位の傾向として、原価は推移を確認できるデータと現場の声があれば対策は取れるはずです。

 

 

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