伝わる言葉を選ぶことはとても大切なのですが、自分の経験が邪魔をしたり、プロセスを省いてしまったりすることがありますので、一度立ち止まってみることも何かとよかったりします。
先日は新入社員研修の一環として、MG研修を組み入れてくださった企業で2日間を過ごしてきました。
いやー、若いですね(笑)。
自分の子供くらいの年齢の人へ向けて何かを伝えるのは、社会人バリバリの人へ向ける言葉よりも気を使いますし頭も使うものです。
そんなことを思うのはやっぱり過去の経験からでもあって、紹介で連れてきてくれたできる風の大学生がうちのMGに来てくれた時に、ポロっと失言をしてしまった時があったんですよね。
その子はできる子でしたから頭の回転がまぁまぁ速くて、初MGでもゲームの勝ち方の1つがうっすらと見えてきたのでしょう。
最後の5期に自分の番では売らずに他人を踏みまくるという戦術に出て、下の卓から一気に自己資本2位まで上がってくるという快挙を成し遂げたのです。
が、当時のわたしはまだ人間ができていなかったみたいで、ポロっと心の声がそのまま出ちゃったんですよねぇ。
「そんな性格の悪い経営をしても続かないでしょ」
ぶっちゃけた話、そう感じる人はそれなりの数はいると思っていて、過去にわたしが勤めた会社の社長も同じようなことを言っていましたし、通常のMG会場でやったならばやり方を考えてたしなめる人が出てくると思っています。
思ってはいるのですが、表現方法を変えなきゃなーと思ったのも事実で、バッチリ感想文にまで書かれる事態になったのは想像に難くないでしょう。
赤ペンで謝罪と訂正はしたのですが、その子はもちろん、紹介してくれた参加者もあれから姿を見せないので、やらかしてしまったのは間違いない事実だと反省しています。
こういうちょっとした毒のある表現はまだ早いお年頃なのねぇ、と実感しながら、逆をいうとものすごく素直で真面目なのでしょうから、25歳くらいまでは真っすぐな言葉の方がいい割合は多いのかもしれないなぁと仮説を立てている感じですね。
全員が全員、素直で真面目ではないと思いますが、あくまで割合的に一番効果的に伝えられる手法であると思っていますし、相対的に素直で真面目でなくても自分で成長できる人とできない人を分類したら、総数で一番のシェアを取ると感じています。
そんなわけで、新入社員に向けたMGは経営や会計の話はまぁ半分くらいにしておいて、これからの社会人生活に必要な考え方や向き合い方なんてのを入れます。
その中に重要な考え方に「素直さ」があり、「明るさ」があるものです。
よく明元素という表現をされるかもしれませんが、あくまで形を明確にした手法の1つであると思っていて、根っこを辿ると最終的にはYou attitudeなんだろうなって最近思ったりします。
この辺りをきっちり言語化しておけばいいのですけれども、まだSTUVであったりSTLoWSといった題材についてはふわっとした感覚で捉えている状態なので、自分ではなんとなくだけれども説明できるまでには至ってないのでしょう。
とはいえ、You attitudeを意識していけるのであれば、言動や振る舞いが自分都合だけではなく、自然と場の状態も鑑みた姿勢に変わっていくのは間違いありません。
よく研修の効果などでコップの上向き下向きに例えられる場合がありますけれども、それも1つの要因としてそういう状態に至った経緯と信頼関係もあるんじゃないかなぁなんて思っていたりして。
何が言いたいか。
相手のステージまで降りるのって、とても大切なのですが結構大変なものなんです。
〈募集中のMG/TOC〉
■5月1-2日（水木）
ジーラボMG in東陽町
■5月3-4日（金土）
R☆MG in神田 feat.千葉均
■5月5日（日）
MT日程管理 in神田 feat.千葉均
■5月25-26日（土日）
ジーラボMG in神田
■7月6-7日（土日）
子ねずみCFMG in沖縄那覇
■7月27-28日（土日）
ジーラボ理美容版MG in神田
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