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自分なりのサポート

自分なりのサポート

過去の棚卸は苦手分野だと思っていましたが、なんだかんだと今に活きているということが色々と出てくるので面白い感じです。

必要な時に必要なスキルがマッチングする時って、まずないんだなぁって思う今日この頃。

冒頭からわけのわからない出だしですが、1人の人間ができることって限られているなぁと、今更ながらに感じています。

昨年までは経営層に対して、数字や共通言語を用いたサポートを行うことがほとんどでした。

自分自身ではそのポジションが心地いいという面がありますが、一番は経営層が新しい発見を見出したり、価値を感じてもらっているからという面が大きかったと思います。

普段からあまり経営数字や仕組み作りについて取り組むのが苦手な層に対して、わたしなりの価値提供を行ってきたということになるのでしょう。

逆に言うと、わたし自身が数字や仕組みの価値を提供することが得意なので、そのもの自体をサービスとして発信してきたという表現で間違いはないと思っています。

そんなスタートだったのですが、今はどんな仕事が一番多いかなと振り返ってみると、組織を外側から眺めてはアドバイスをするような立ち位置が増えてきたという印象です。

わたしが組織に絡んでいくのは柄にもないと思いながらも、20代の頃に感覚でやっていたチームビルディングが良い感じに活きてきているのかも、と最近は思うようになりました。

あまり昔を振り返ることをしてこなかったのですが、最近は講師をする際の自己紹介で経歴を伝えるようになってから、過去の話をちょっとずつ聞かれるようになったのがきっかけかもしれません。

個人的な感覚として、自分の過去をいい思い出とは感じられていなかったというのが本音だと思います。

それでも少しずつ思い返すと色々と面白い傾向も見えてきて、やっぱり色んな過去があって今の自分がいるんだなーって、今更ながらに振り返っていたりします。

わたしが必要以上に【慎重さ】を発揮するのも、ある程度自由にさせるチームビルディングが好きなのも、何気に過去の経緯があるからかもなぁ。

そんなことまで分析し始めた自分もまた、なにか可愛いなぁなんて思っていたり。

自分が組織の構築のサポートをするなんて考えていなかったのですが、やってみるとなんだかんだと構想が浮かんでくるのは過去の経験も大きいんだろうなって思っています。

20代の飲食業時代のチームビルディング経験を活かす場は、立場上残念ながら30代から40代半ばまでなかったですが、その期間は別な経験・体験を得る場だったという感じになるんでしょうね。

そんなことを思いふけりながらの冒頭部分です。

必要な時に必要なスキルがマッチングする時って、まずないですよね。

今わたしが読んでいる本は「ソニー 盛田昭夫」ですが、この本に書いてある経営の思想面の話がすぐに必要となることはまずありません。

逆にいうと、とあるスキルが必要となった場合、該当するスキルをすでに持っているということも少ないのではないでしょうか

そんな時はどうしていたのかと考えていると、過去の経験・体験からアレンジしてなんとかしているんだなぁって、ありきたりの結論に至る今日この頃です。

なんとかしているというのも精度があって、やっぱり年を取って経験を重ねれば重ねるほど、まぁまぁストライクを外さないくらいの精度になるものだって勝手に解釈しています。

それが本当にストライクゾーンに入っているのか、「まずやる、あとで直す」という思想の元にストライクゾーンを無理やり広げているのかは定かではありませんが。

何が言いたいか。

今まで生きてきた中で、無駄な時間って少しもないんですよね。

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