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キャッシュフローMG

キャッシュフローMG

会社のお金のフローとストックはブラックボックスになっていることが多いので、知識として基本的な流れだけでも掴んでおくことはとても大切です。

先日の土日はキャッシュフローMGを開催していました。

普段のMGは現金取引がルールなので、モノが動けば同時にカネも動きますが、現実では現金を扱う機会はだんだんと減って来て、企業間はもちろんですが個人間のやり取りでも信用取引が多くなっています

モノが動いてもカネが動くのは1カ月先などがほとんどで、これが慣れないと来月クレジットの請求が80万円とか来てヤバい!となったりするんですよね。

今回の参加者もそんなツワモノがいて、最終手段的に飲み会を企画して現金回収するという資金調達を行うそうですが、まぁわたしも記憶の片隅にそんな経験があります。

クレジットではないのですが、30代の時に飲食業からIT業界へと転職する際に無職時代がちょっとあったのですが、その時の現金残高の谷は10万円を切っていました。

神戸の仲のいい社長から「ニートだった奴」といじられるのはこれが所以で、人生の中で一度はそんな経験が必要なのかもって感じる今日この頃です

そんなキャッシュフローMGですが、基本軸は利益が出ていてもお金は残らないこともあり、会社を維持・存続させるためには別な指標を見る必要があることを知ってもらう。

TOCをやっている方であればある程度は馴染みある話かもしれませんが、従業員が実感として会社のおカネの動きを体験する機会はそれほど多くありません

ほとんどの企業はBSを公開していないでしょうし、ましては会社の現金残高を把握している従業員は経理担当くらいのもの。

自分の給料日や銀行残高は気にするけれども、会社の入金日や残高はまぁ興味ない。

それでも日々の業務は回って会社は存続していけるので、今の働き方では当たり前の話です。

そこから一歩踏み出すことができるのが、MGという素敵な素材をアレンジしたキャッシュフローMGというわけです。

経営の感覚をアクティブラーニングで磨くのと同様に、おカネの感覚も体感的に掴んでもらう感じですね。

そんなおカネの流れを中心にお話をするのですが、基本はMGに慣れた人向けに伝えるので、MQ会計表の観点からBSの観点へと切り替えてもらうイメージです。

MGはゲームであり、お気楽なシミュレーションなので、色々と試せる反面、現実離れすることも平気でできたりします

わたしもやりがちなのですが、期末ではお給料を支払えるギリギリまでお金を使ってたりね。

そして次の期首処理ではおカネがマイナスになって銀行から借りるということを、ゲーム内のテクニックとして使っているのではないでしょうか。

現実ではおカネを調達できるかどうかは銀行や投資家次第であり、財務キャッシュフローを+にできるのかできないのか、できるのにしなかったのかそもそもできなかったのかという軸も、経営者の実力の一部だったりします。

キャッシュフローMGは稼ぎやすい面も感じるので、そんな微妙に気になるところにも着目して、これからも実施していけたらなって密かに思っています。

次回のキャッシュフローMGは未定ですが、1年に一回か半年に一回かと考えているところですが、まぁまず決めてしまった方がいいような気もしています。

もしリクエストがあればお気軽にお知らせくださいね!

 

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