少し前に流行った「ビッグデータ」という言葉がデータとして普通に使われ始め、わたし達の生活の間近に迫ってきているのが楽しくもあり、考えさせられる変化です。
AIの発達のスピードがすごいことになっているようです。
どこかしら他人事のような言い回しなのですが、よく把握していないうちにイラスト系のAIの進化がえらいことになっていたので、語彙が追い付きませんでした(笑)。
あくまでもAIなので、オリジナリティがあるかと言われると疑問符が付きますが、十分に運用可能なレベルになっているように見受けられます。
というのもオリジナルと言われるような新しいものでも、全くのゼロから生まれることはそれほど多くはなく、組み合わせを変えることで新しさが生まれることが多く発生します。
AIは広大なネットから膨大な情報を収集して学習を行い、無限にもある組み合わせの可能性を短い時間で追求できるという強みが優れていて、これは人間には到底かなわない分野になるでしょう。
今回試した「Midjourney」というアプリはそれに該当していて、いくつかのキーワードを入力するだけで画像を4パターン生成してくれるというものです。
このイラストは「Japanesecastle moon cherryblossom night beautiful」というキーワードから自動生成されたイラスト。
いくつかのキーワードを指定すれば、ものの数十秒で高いクオリティのイラストを作ってくれる素敵なアプリが出てきました。
最初の25回はお試しで無料、月額10ドルも払えば200回の生成が可能、月額30ドルで無制限の生成が可能で、しかも商用利用もOKというリーズナブルさと汎用性の高さも兼ね備えています。
完全オリジナルでなければ気が済まない、などのこだわりがなければこのレベルのクオリティで十分であり、商用利用にも応えられるのではないかと思います。
はてさて、こういう時代になってくると人の手で創りあげるイラストの価値とはどうなっていくのでしょうか。
おそらくですが、ただ単にイラストの魅力だけで生きていくのは大変な世の中になってくるかもしれないのは、容易に想像がつくかもしれません。
もう少し先の話だと思ってはいましたが、時代の流れは思ったよりも早いもので、人間の処理能力とスピードでは太刀打ちができない時代になりつつあるようです。
今現在の段階ではAIを搭載したシステムを開発して運用するよりも、人を雇った方が安く収まるので、まだ人を採用しているのが実情かもしれません。
こうなってくるとAIと対抗してもしょうがないので、人間ができること、人間にしかできないことを創造してやり続けていく必要が出てきます。
自分よりも高性能な代替品が登場しているのに、過去の栄光にしがみついて在り方を変えないのは危険極まりない選択になることは、多くの過去が証明をしていると思います。
そんな時代が楽しみな人もいれば、ご遠慮願いたいと感じる人もいるでしょうが、時代の流れは人々の思惑に関係なく平等に訪れます。
わたしはどちらかというとご遠慮願いたい派に属すと思いますが、人間的な強みを磨いていくつもりです。
タイプ的にはクリエイティブな面は強くはないので、情緒的な面になるかもしれないですね。
今は何かはわからなくても、探し続けて模索することはとても大切な時間になってくるでしょう。
この時間が研究開発だと言っても過言ではないと思っています。
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