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子どもの感覚

子どもの感覚

子どもは大人と同じようにはもちろんできませんが、1人の立派な人間であり、意思も自我もありますから、どう接して育んでいくかは立派な教育ですし、サイクルの短いPDSでもあります。

 

子どもは子どもで大変だったりしますよね。

結構前になりますが、ハンバーガー屋さんを経営するゲームを使って、会計もやっちゃおうという親子参加型のイベントを開催していました。

小さなお子さんを連れて親子で来てくれる方がほとんどでしたが、将来孫とやりたいというMGマンの参加者もいたりして、バラエティに富んだメンバー10名でゲームと決算を楽しんだ感じです。

お子さんと一括りにしましたが、5歳の年長さんから10歳の小学4年生までいたので、能力や判断力は大きな差があるメンバーでした。

そんな中でもいい感じにファシリテーションを求められるのは当然ですし、親御さんも子どもがちゃんとできるかどうか、ドキドキしながら参加されていますから、まぁまぁの試されごとだったりします。

そんな中でもラッキーもあって、2チームのうち片方は年齢上位、片方は6歳以下とくっきり分かれてくれていたので、計算していませんでしたが良い方向に進んだ気がします。

年齢上位はお任せしてしまって、わたしは6歳以下のひらがなも怪しい子どもを店長にして、ハンバーガー屋さんの運営のサポートに回ることにしました。

まぁもちろん、親も子どもも初めてやるゲームですから、てんやわんやになることは織り込み済み。

ルールさえ外れなければカオス状態を受け入れるのが子どもの好奇心を引き出したり、やる気を維持したりするコツでもあるので、子どもがどんな行動を取ったとしてもお咎めなし。

ただし、親御さんが子どもを制限したり役割を奪ったりする行動を起こした際は、親御さんに注意が飛んだりするのがMGの理念を信条とするいいところです。

ある親御さんは子どもの行動に黙っていられなくなって、お金を子どもの代わりにやりとりしちゃったり、子どもが買った材料を取ってきちゃったりしていました

そこはいくら親子といえども「紙は自分で」。

自分でできることはすべて自分でやることに意味がありますし、子どもは一回ちゃんと教わればできるものです。

大人になったらやらなくなったりするものですが、まぁそれはまた別のお話で。

そんなやりとりを行ってしまって、わたしからやんわりと注意を受けた親御さんの感想文は、自分の子どもへの接し方について深く考えさせられたと書いてもらいました。

「お金の計算やモノのやり取りを代わりにやってしまうことや、子どもだからできないとか子どもだからダメとか、そんなコミュニケーションを取ってしまってはいないだろうか
自分の子どもに取っているこのようなコミュニケーションを、果たして友達や親友にもやるだろうか。」

そんな振り返りをして気付いてもらえただけでも、今回の時間を作った甲斐があったと、わたし自身もすごく嬉しかったりします。

子どもだって立派な1人の自立できる人間。

MGで伝えたい「紙は自分で」の中には、自律や自立が含まれていると考えていますが、これは生来生き物には感覚的に備わっているはずだと思っています。

でなければ巣立てないですからね。

それが失われてしまうような生き方をしてしまっているが為に、改めて時間とエネルギーを使って学び直さなければならないのだろうなぁ、なんて最近思います。

学びはどんなに遅くても意味はありますが、早ければ早いに越したことはありません。

子どもの頃の学習はいつまでも忘れないものですから、世代を超えて伝えていきたいなって思っています。

 

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