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カフェ業態

カフェ業態

日常的に使うものであればあるほど、単価が変われば客層も変わるものですので、ターゲットとなる顧客の数が十分にいるかを想定することはとても大切です。

 

わたしの日常的な仕事場はドトールだったりします。

平日だけではなくて休日も使わせてもらっているので、日によってお店の忙しさ具合の違いが垣間見えるのが面白いなぁなんて思っています。

休日は満席のことも少なくないので、少し長居すると微妙に申し訳ないと思いつつ、わたし自身も入ろうとしたら満席で入れない場面もありますから、まぁお互い様ですねと思うようにしています。

とはいえ、3時間4時間と居座ることはなく、気分転換や食事も兼ねて一定の時間で退店するので、まぁいいかなーなんて勝手に判断していたりして。

さらには最寄りのドトールには珍しく充電用のコンセントがないので、PCのバッテリーが切れるまでという時間制限があるのがまたいい感じかもしれません。

本音を言うとコンセントがないのは困るのですが、お店的にはそんなものがなくてもお客さんは入っているので、わざわざ追加投資してお金をかける必要性を感じていないというところでしょうか。

ドトールはカフェの中では低単価で売っているブランドのイメージがありますよね。

コーヒー・紅茶で300円前後の価格帯。

ルノアールや椿屋珈琲店は800円前後、スタバやタリーズは500円前後という値段設定なので、カフェ業態の中では低価格設定でしょう。

それでもカフェ業態はコロナ禍でこそ苦戦しましたが、明けてからは着実な利益を出しており、ターゲットとなる顧客をしっかりとつかんでいることがわかります。

それぞれのカフェで仕事をさせてもらうことがありますから、何が違うかとなんとなく観察していると、やっぱり客数が一番大きく影響をしているんだろうなぁと、客席からのほほんと見ていることがあるんです。

もちろんビジネスモデルがうまくいく要因は1つとは限りませんので、客数だけでないのは当然なのですが、大きな要素の1つとして挙げられることは間違いないと思っています。

ここでは具体的な数字や計算をあげることはしませんが、各社の決算書から見える粗利益率はドトール60%、スタバ75%、ルノアール84%って感じです。

FC契約だと少し変わってくることもありますが、ここでは考えないことにして、ほぼ同じ原価と仮定すれば単価が上がれば上がるほど粗利益率も上がるので、おおむね妥当な数字に見えますね。

ちなみにタリーズは非上場企業となってしまっているので不明、椿屋珈琲店は色んな業態が混ざった決算書なので単体では不明って感じです。

そして気になる固定費ですが、どの業態も駅前やテナント内が多いですし、スタッフもまぁまぁの人数がいることから、大きな違いはないんじゃないかと勝手に思っています。

もちろん地域によっては異なるでしょうけれども、同じ駅の同じ立地なら大きくは変わらないなんて仮定してます。

そんな前提であれば単純に客数が明暗を分けることになりますが、ドトールの強みは回転数とテイクアウト数なんだろうなぁなんて思ってます。

スタバもテイクアウトをすることは多いとは思いますが、できあがるまでに数分の時間がかかるのは少しネックな気がしています。

朝の時間を見ているとドトールはテイクアウトの人も多いですし、隣にアイスコーヒーを持ってきた人が座ったと思ったら、ものの数分くらいで颯爽と出ていく人もよく見かけるんですよね。

珈琲豆などの物販も結構売れているのを見かけたりしますし。

ルノアールやスタバではそういった店内利用の人はあまり見かけず、ゆっくりと過ごす人が大半でしょう。

価格も影響しているとは思いますが、利用する側がどんなサービスだと気軽に利用できるかも、客数に大きく影響をしているのがビジネスの面白いところだったりします。

 

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