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1年に1回

1年に1回

言われた時は気付かなかったけれども、後からポンと気付きが湧き出てくることはとても多いんです。

定期的に企業へ訪問する機会がある仕事をしているので、その企業の変化って結構わかりやすく見えたりすることがあります。

間隔は企業ごとにまちまちだったりするのですが、短くて1ヶ月ごと、長くて1年ごとっていうサイクルですね。

1ヶ月ごとに伺っている企業には1ヶ月間の課題を聞きますし、1年ごとに伺っている企業は1年間の課題を聞いています。

サイクルの違いによって出てくる問題点は本当に違っていて、期待されている役割によってこんなに変わるんだなっていうのを実感する場面です。

どんな違いがあるかというと、1年スパンの場合は企業の方向性を定めることを主軸とし、1ヶ月スパンの場合は方向性にプラスして細部の仕組みやチーム作りも構築するような感じでしょうか。

企業に関われる時間はわたしにとって制約条件そのものですので、最大限に活用するとなるとやることを絞らないといけません

そんな1年に1回の訪問時には、可能な限り経営者が年間で取り組むと効果が出そうだなってことをお伝えしています。

1年では解決しないであろうことから、頑張れば1年でできそうなことまでって感じですね。

わたし自身が実施するわけではないので、まぁお気楽に言いたい放題言うこともありますが、内心は実行するのは大変だろうなーと思っている時があるのは事実でしょう。

それでも、お伝えすることに価値があると思っていますので、提案したことをやってくれる・やってくれないは別にして言うことにしています。

やってくれて喜んでくれるのが一番ですが、やってくれなくてもまぁしょうがないかと密かに思っている感じかもしれません。

この辺りコンサルタントとしては失格かもしれませんが、アドラー心理学でいう課題の分離だと思っています。

なんでこんな話をするかというと、ある企業の社長はだいたい3年周期くらいでわたしがお伝えしたことが実現することが多いと感じたんですよね。

最近では例えば製品の原価を明確にして、受注に対する意思決定を行えるようにしようとか。
ボトルネックの部署がどれだけのMQを生んでいるかを明確にしようとか。
仕訳の仕方をきっちりと部門で分けようとか。
あるソフトの使い方を社内で統一しようとか。

1つ1つを実現するには頑張れば1年でできるかもしれないことですが、少しだけ遅れて形になってくることが多いような印象です。

遅いからダメというわけではなくて、実現スピードは企業の規模にもよりますし、働いている社員のスキルレベルにも影響されます。

スピードは速いに越したことはありませんが、たとえスピードがゆっくりだとしても、着実に実施をして実現させることがとても大切なんです。

ただ、遅くてもいいよーと伝えてしまうと本当に遅くなるので、早く早くと言いながら実行を待つようなイメージですね。

今回もいくつか実現するといいなという未来をお伝えしてきたつもりです。

たとえ1年に1回の関わり合いだとしても、来年はどんな会社になっているのか、実は今からとても楽しみなんです。

 

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